山の中でも強い風が吹き荒れる中でのバイト 寒さを想定し着込んでいたが頬の辺りは強ばり霜焼けになりそうだ 時には崖の途中に迫り出した立木にしがみつき、寸法を測り紐を巻く 足掛かりの無い崖の登り降り、蔓延る篠竹をこざいての往来 午前午後とも一旦始めると一服無しの作業だった リーダーも煙草を吸わないので一服するとの観念が無いこちらも休みたい等と思わない質 残った体力を楽しんでいる自分がいる