2011/04/12 (火)
液状化による家屋の傾きが多く発生した地区に立ち寄った そこは新興住宅地なので建物の壁の線がはっきり見えるカラフルな家が多い それらの家は部分的に40、50cm沈んでいるので前後左右に大きく傾いている 通りに立って見ているとこちらが傾いているような感じになる まるで異次元の世界にいるような不思議な感覚だ
1階のレベルが道路の高さまで下がった新しい家が有る このままだと雨が降れば床上浸水になるし下水への排水も利き難い 傾いた家の中で暮らしていると頭がクラクラするとも聞いた 傾きの修正や全体の嵩上げは容易な事では無い そこにも先の見えない苦悩の生活が有った
地区は別だが同じく傾いた家の補修作業に入った その家も地面が色々動いたので基礎が割れたり下がったりしている 基礎と隙間の出来た所を少し押し上げて間にパッキンを差し込む 作業を主導するのは大工さんだがあちこち手伝うのがこちら 慣れぬ作業で体が痛み良く休めなかった
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