2010/05/11 (火)
小雨
雨ならば藤花見物に出掛けようかと考えていた 8日に足利の藤園に出掛けたばかりだがその他にどんな藤が有るのか調べてみた そしたら樹齢1200年の藤が埼玉県春日部市に有ると言う 平城遷都1300年が話題だがこの藤はそれから100年下った頃からになる 話の種に1度見ておきたいと雨になるのを待っていた
親戚の爺さんを誘ったら足が痛くて出掛けられないとの事 片道2時間半程と見込んで一人で出掛けた 千葉北部から埼玉南部辺りは関東平野の真ん中だが自分には馴染みが無い 今はナビあるので安心して目的地に行き着ける
目的の藤園は近くに『大藤駅』が有るくらいなので広く知られた場所なのだろう 通りから藤園に入る道は細く2、3回往復して通れるか確認するほどだった 園の面積は小さく共同使用になっているパチンコ店の駐車場より狭い感じだ 期間限定で花木1本を見せるだけの園なので全体は素朴なものだ ちなみに入園料は1000円(入園者からは『高い』の声も)
国の特別天然記念物になっている藤は元々全部残っていれば根株直径2m以上は有りそうだ 株の中心は洞になりいつのまにか無くなるので表皮みたいに残った個所が全体を支えている 花の盛りは過ぎていたが1m以上に垂れた房には香りも残っていた 華やかさは無かったが歴史を感ずる花見だった
写真 左:素朴な園内は花も盛りを過ぎていた 右:特別天然記念物の大藤の根本 株の中心になる部分は無くなっている
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