冷泉家展をみた
2009/11/08 (日)

暖かい一日でした 

東京在住の妹に誘われ自宅を訪問したがその前に上野の博物館に立ち寄った 

上野公園では『冷泉家・王朝の和歌守展』を見た 
『和歌』については全く解らないが伝統を今に伝えるという意味で興味が有った 

文字が日常的に使われだしたのは何時ごろなのだろう 
紙が無い万葉の時代に自由に文字を使い歌を詠みしかもそれが恋の歌とは 
名も知れぬ人の歌も多く残っていると言うことは文化の高さ情報伝達の面でも驚きだ 

いにしえの時代から過去に歌われたのと同じものを歌っては駄目だったらしい 
ということはどんな歌が有ったのか皆さんは知っていた事になる 

冷泉家では『歌の辞書編集』みたいな事をやってこられた 
過去の歌を集めそれを色々なジャンルごとに編集し直すこともあったみたいだ 
過去の膨大な歌からあそこに何がここにはこれが等と手書きの時代に整理されていた 
今のネットみたいに冷泉家は歌情報の発信元だったのだろう 

パソコンを使い出してから文字の書き方が思い出せない事が多い 
幼児を対象にした文字の教育も増えているらしい 
『文字を書く』文化はこの先どうなって行くのだろう 

 
もうじいのぐうたら農業
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