日本農業を考える
2009/11/01 (日)

hare.gif 晴れ 夕方から南風が出だす 

親戚のお爺さんとお婆さんの3人で隣市の農業祭にいって来た 
日曜日は混むので明日に予定していたが今日の方が良いと電話があった 
10時半頃会場に着いたが駐車場はほヾ一杯でギリギリセーフだった 

会場ではお婆さんは演芸ショーに行き、お爺さんと2人で各農機具のブースを回った 
お爺さんはあちこち顔がきくのでブースの中でお茶等の接待を受ける 
暑い中、人ごみの中で食べ歩きを繰り返す羽目になった 

農機具展示はコンバイン、トラクター、小型管理機が多かった 
1千万円を越える物も有る高級乗用車並みの農業機械 
これを駆使して経営が成り立つならたいしたものだ 

自分の目的のひとつは『大豆の選別機』を見ることだった 
しかし、機械どころかカタログすら無かった 
中小、零細農業はいつまでも手作業になるのだろうか 

夕方、NHK教育で『日本の農業を考える』をテーマにディスカッションしていた 
良いものを安く提供せざるを得ない農業では生産者の生活がなりたつ訳がない 
外国では農家の生活費相当分は国が支援し、農業者人口の確保を図っているところも有るとか 

『生産者を甘やかせる農政』と言われ、当地でもコスモス田んぼを見ては違和感を感じる 
しかし、増えている限界集落、衰退する山間地農業で国土はどんどん荒れている 
今時点でダムはいらないかも知れぬが山間部が荒れてきた時はどうなるか? 
国土の保全、自然環境の維持につながる恵まれない農業を手助けする政策が必要だと思う 

 
もうじいのぐうたら農業
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