2013/03/20 (水)
お休み中といえども 連絡がくれば仕事 「スまじきものは宮仕え」とはよく言ったモノだ
と云うことで午前中仕事 お昼の食事介助が2件 11時からのお宅はもうすぐ90歳になろうかと云うお婆さん
息子と折り合いが悪いが 体調を崩して同居 ところが部屋で転んで「大腿骨骨折」 入院して手術 そのあと退院して自宅生活 となったが入院中「うつ状態」となり 帰宅後も声も出さず 反応も今ひとつ だった 食事も すべてこちらから口まで運ばなければ食べなかったが やはり家での生活が落ち着いてくると少しずつ自分で食べるようになった
今日は彼岸 とあって孫が子供を連れてお参りにやってきた 私の訪問時間と一緒に到着して一緒にごあいさつ♪
ひ孫を見たこのお婆さん 驚いたことに自分から起き上がろうとしたのよ 更には走り回るひ孫を「ニコニコ」とみて声をかけたりする 昼食も自分からおかずに箸をのばし 取ろうとする積極さ ひ孫が帰り 食事も終わると「トイレに行きたい」と言い出した (@_@;)?? と思った まだ自力で立ち上がることは難しい と思われていたし 退院後そのようなそぶりも見えなかったので。。。。。
とりあえず喜んだワタクシメ ベッドから立ち上がらせてみる となんとか足元は大丈夫そう 少し歩いてみると 私に合わせておぼつかない足取りで歩いてくれるではないか!! 廊下も手摺につかまってなんとか歩く♪ そしてトイレに行けたのよ\(^o^)/
それからまたベッドまで帰って ・・・私が喜ぶと このお婆さんもクスクス笑い出した\(◎o◎)/!ヽ(^o^)丿
私にしても このお婆さんにしても「大冒険」だったがなんとも嬉しい「大冒険」♪♪♪
折り合いが悪くとも 滅多に会えなくとも「家族の力は偉大だ」と感じた
次の訪問は「突然の発症」で動けなくなった方の食事介助 食べることもままならず すべて丸飲み 意識はしっかりしている方なので「誤嚥」だけ注意すれば ほとんど問題はナイ まだお若く ほぼ同時に娘さんも同じ病気発症 お母さんフル稼働だが この方のストレスは並大抵ではないだろうと想像できる 時折 娘さんが入院したりされるが こちらも入院中の娘さんが退院してきたとあって とてもうれしそうに報告してくださる
機械でない限り ニンゲンには「個性」があり すべての人はすべての個人の意志がある 人が集まれば ニンゲンの数だけトラブルもある 喜びもある 私はご亭主を見て家族を想像して結婚した が それでもいろんな問題はある なんと云っても「100万馬力の義母」なのだ!! それでも暮らしていれば 有難さも喜びも 怒る時も悲しむときもある それでも「ご亭主の母」なのです ケンカしても 腹が立っても「大事な大事な母」なのです そう思える私たちも「家族」になってきたのでしょうか♪
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