2007/06/08 (金)
■ハエトリソウの育て方
置き場所や用土 置き場所は一年を通してお日様がよくあたる場所がいいです。 夏は少し遮光してあげないと日焼けしてしまいますが。。。また、赤い色が強いハエトリソウは、すこし弱めの光のところに置いてください。 また、原産地も日本みたいな気候らしいので、冬も関東くらいの寒さなら外に出しておいて大丈夫なようです。 用土は、大体買ってきたときはピートモスっていう黒い土に植わってることが多いんですけど、夏だとピートモスに植わってるやつは根ぐされしやすいんで、できれば水苔に植え替えてあげてください。 水苔は、できたら生きてる水苔のほうがいいらしいのですが、乾燥水苔でも問題は全然無いです。
水遣り 水のあげ方は、春〜秋にかけては水苔が乾かないようにたっぷりとあげてください。湿地帯の植物なので、根が乾くと大きなダメージを受けちゃうみたいです。 冬になると休眠状態になるので、水遣りは少し控えめにします。(それでも絶対乾燥はさせないように) また、湿地帯の植物なのでハエトリソウは空気中の湿度がある程度あったほうが成長がいいです。とゆうかある程度無いと元気がなくなって、へたするとダメになってしまいます。 だから一日に何回か(せめて1回)霧吹きで水を吹きかけてあげるといいです。 また、ハエトリソウは腰水にしてもそだてられます。 その際は、夏などは直射日光に当てすぎて腰水用の水が熱湯にならないように注意してください。
肥料 まったく必要ありません。 むしろあげると枯れてしまうこともあります。 食虫植物はもともと肥料分の無いところにいたから虫を取るように進化したということを考えてあげてください。 まあ、あえて肥料というなら虫をあげることですが、これもあげすぎは枯れてしまいます。
虫をあげる これは本来あまり必要の無いことです。 外にでも出しておけばそのうち勝手に虫を捕まえます。むしろこっちが勝手にどんどん虫を食べさせすぎると過剰摂取(?)みたいので、枯れてしまいます。 でも、どうしてもあげたい場合は、ハエトリソウの罠部分より小さい生きてる虫をあげてください。 別に死んでてもいいのかもしれませんが、なぜかハエトリソウは死んで動かない虫は、無理やりくわえさせても吸収しないみたいです。 また、代用品として「肉」などの脂肪分の多いものや、「蟻」「だんご虫」はあげないでください。脂肪分や蟻の出す蟻酸は葉を痛めて枯らしてしまいます。それとなぜかだんご虫を食べさせると、捕虫器が真っ黒になって枯れてしまいます。 それと、できるだけハエトリソウはいじらないで下さい。 よく、子供がハエトリソウを面白がってつっついて遊びますが、ハエトリソウにとって捕虫器を閉じることは非常に体力を使うことらしく、2〜4回くらい捕虫器を閉じさせられると、勝手に枯れていきます。 大体のハエトリソウの枯れる原因はこれが大きいので注意してください。 あと獅Hべ終わった後の虫の残骸は、できるだけ取ってあげてください。ほっとくとたまにカビが生えたりします。 とるときは、わざわざピンセットとか使わなくても、霧吹きで強く水を吹きかけると大体のものは飛ばされてとれます。でも、このときじょうろをつかったりピンセットとかの先が中の刺に2回以上触れてしまうと、葉が閉じてしまうので注意してください。
その他 ハエトリソウはある程度大きくなり、夏ごろになると花を咲かせたりします。 しかし、物によっては花を咲かせることにエネルギーを使いすぎて枯れてしまったりする場合があるので、種を取りたいとき以外は花芽がでたらすぐ切り取ってあげてください。 花は言っちゃわるいかもだけど、あんまり綺麗な花じゃないです。結構小さな地味な花が長い茎の先に咲きます。 もし種を取りたい場合は、蕾ができ始めた頃からぜったい花を水に濡らさないようにしてください。
あと冬になると、ハエトリソウは休眠します。 寒くなるとだんだん成長がしなくなり、どんどん葉も枯れていきますがその葉をとったりせず(普段の時は枯れた葉は取ってあげてください。とくに夏場は腐りやすいので)においてください。 まだハエトリソウは生きているので、そのまま乾燥とかさせたりせず外において置いてください。 少しなら凍っても大丈夫なので、冬の間はあまり神経質になったりすることはないです。むしろ、可哀相だからと暖かい部屋の中に入れておくと、休眠することができなくて次の年の春あたりに枯れてしまうので注意してください。
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