2004/03/10 (水)
そもそもここは農園日記としてお借りしたのであるが、PTAだー、災害だー、冬来たー、春まだー、で、ぜんぜん農園らしいことを書かない日々が半年続く。 だけどやっと今日、農作業の記録を書くことができる。なまらウレシい。
外はまだ冬。だいぶ雪は解けたけど、まだ畑の土は出ていない。農作業はハウスの中である。
田舎はゴミ回収が有料で、ゴミ袋(大)が一枚100円もする。生ゴミなんか捨てられない。 せっせとEMでぼかして生ゴミ堆肥をこの冬も作り続けていた。 がしかし、2つあるバケツもついにいっぱいいっぱい。 ぎゅうぎゅうに押し込んでももう三角コーナーひとつ分も入る隙間がない。 そろそろハウスの土も凍れてないかも。穴掘って埋めよう。
というわけで生ゴミを埋め、穴掘ったついでに初冬に土囲いしたジャガイモとにんじんを掘り起こす。 凍れがきつい冬なんかは埋めても凍っちゃうことがあるんだけど、今年は暖冬。 みずみずしいイモとにんじんが出てきてすごくうれしく思った。
取り残したニンニクから芽が出ていたので、あわてて今年の分をハウスに植える。 ホントは秋に植えるモンなんだけど、秋は死んでたからな〜。 この日記の記録によると、去年も同じような時期に植えている。 小振りだけどちゃんとできた。でも秋に植えた方がデカくなるように思う。やっぱり。
ニンニクの横に水仙の球根を3つ植える。これも普通は秋植えだよね。 植えなかった理由はニンニクに同じ。災害で身も心も疲れ切っていたため。 こんな時期に植えて咲くかどうかわからないけど駄目元じゃい!咲いたら絶対うれしいし。
ハウスの中だけは春の匂いでいっぱいだった。 外は0℃。ハウスは12℃。凍っていない土はちゃんと土の匂いがする。 災害の泥の匂いとも全然違う、命をはぐくむ土の匂い。 じーんとうれしくなった。 気温:最高5℃、最低-8℃
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