父ちゃん前日出勤
2004/01/15 (木)

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父ちゃん、前日出勤。
前日と言っても高校の始業式は1月19日。なぜに前日と言うかというと、
19日は月曜日。その前日は日曜日。その前日は土曜日。(どちらも学校は休み)
その前日の金曜日、つまり明日は職員健康診断日。
というわけで今日が前日出勤となってしまった。
19日の前日は18日だっちゅうのに、ものすんごく損した気分である。

が、打ち合わせとか細々とした準備の日なので、なんとか昼過ぎに父ちゃん帰宅。
午後は、以前Iさんが住んでいて今は空き家になっている古い家を見せてもらうよう、自治会長にお願いする。
誰が住むってキー坊さん。
BBSに公表したので書きますが、4月から1年間、プロカメラマンのキー坊さんが極小規模校の太陽小学校の1年を写真で追うのです。でもまだ住む場所が決まっていない。ずっと空き家になっている教員住宅は、いくら粘っても町は貸さないの一点張り。空き家のまま朽ちてネズミや蛇の巣になろうが、教員以外には貸せないのだそうだ。
で、かなり古くて住めるかどうかのぎりぎりの線ではあるけどIさんの家が空いていて、Iさんは貸してもいいと言ってくれているそうなので、キー坊さんがこっちにいるウチに一度見せてもらうことになったというわけで。

Iさん宅は確かにすごく古かったけど、家の中はきれいに片づけられていて、話に聞いていたよりも全然いい感じの家だった。
隙間もたくさんあって冬はかなり寒そうだけど、なんというかすごくノスタルジックな家。
昔、小2まで住んでいたオホーツクの町の家もこんな感じだった。25年前に死んだおばあちゃんが住んでいた家もこんな感じ。
私と父ちゃんは大喜び。「いい!」「俺、ここ住みたい」無責任にこんなこと言うもんだから、キー坊さんは断りにくくなったんだろうか、「じゃあ…、貸してもらえますか」と自治会長にIさんへの伝言を頼んだ。
って、いや、本人も納得してのことだと思うけど。(^^ゞ

とにかく、住む場所は何とか決まりそう。Miyuki家が間に入って話を進めるのもこのあたりまでかな。
あとはキー坊さんと自治会長、Iさんと直接やりとりしてくれた方が話も早いだろう。

この計画を聞かされたのは7月末。まだ水害の前だった。
台風のあと、この辺一帯は一気に非常事態に入り、我が家も自分のことで精一杯の時期が続いた。
そんなピンチを乗り越えて実現までこぎ着けることが出来て本当によかった。
キー坊さんがやろうとしていることは太陽の地域の人たちにも直接的な関わりが大きいことであるし、それが今後どういう影響があるかはわからないけど、決して人ごとじゃないのだ。
親として、北登の最後の小学校生活の1年間をプロのカメラマンのキー坊さんに残してもらえるなんて夢のようだし、そういうことが学校をなくされる危機にたいして何かしらの働きかけになるかもしれないし、そしてキー坊さんの今後を左右するきっかけになるかもしれないのだ。

なんかすごい。うまく言えないけど、すごい。
HPを通じて知り合っていなければ、こういうこともなかったんだと思うとますますすごい。
稚拙な未完成HPだけど、作ったことがきっかけでなにかすごくいいことが起ころうとしている。o(^o^)o

■父ちゃん職員前日出勤
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ずぼら菜園日誌
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