死体
2003/10/26 (日)

hare.gif いつものことと言えばそうなんだけどね。(^◇^;)

もうだめ。朝になってもグルグル。
父ちゃんは休日出勤でいない。犬はおしっこ連れて行けと騒ぐ。
北登に頼むと「え〜」とか言うので、「解放してでも何でもいいからおしっこさせて」と言うと本当に解放しやがった。
起きあがれず突っ伏していると、近所の牧場の人がやってきて
犬が牧場に入り込んだので捕まえてくれと。やっぱりか…。すみません〜
で、グルグルのまま車に乗って捕まえに行く。
なんとかすぐに捕まえるも、犬ども異常にクサイ。
風露がどぶにダイビングしたらしい。臭すぎ。
北登に頼んで外の水道のシャワーで洗ってもらい、そのまま外に繋いで干す。

私もそのままダウン。再起不能。死体と化す。

電話が鳴り、近所の人からイオマンテの知らせ。
超ド級(300キロ)のヒグマが掛かり、ズドンしたので「熊送り」をやるとのこと。
ヒグマはアイヌの山の神で、命をいただいた時にはイオマンテという熊送りの儀式をする。
アイヌ民族でなくても害獣駆除で熊を撃った時は、ハンターや地元の人たちで熊をさばいて熊肉で料理を造り(男衆が全部やる)、みんなで呑んで食べて武勇談を語ってありがたく熊の命を送るのであった。
これから解体するから父ちゃんもやってみないかとのお誘い。でも父ちゃんは仕事。
一応携帯でそのことを知らせたら発狂するほど悔しがっていた。

夕方、父ちゃんが帰ってきてうどんを作ってくれる。
そうしているとピンポーンと来客。さっき電話をくれたハンターさんで、
「食うべ?」と熊肉のかたまり25キロを持ってきてくれる。

うれしいんだけど、限度っちゅうもんが…。(^◇^;)
だれか熊肉いりませんか。冷凍庫に入らなくて困ってます。

熊をさばき終わったので隣部落のMさんちでイオマンテをやるから来ないかと誘われ、父ちゃんは大喜びで出かけていく。
10時頃返ってくると、手にはホースみたいな熊ホルモンの袋詰め。出たー。
かく言う私も食べたことあるけどさっ。肉もホースも熊みそも。
二日酔いの荒れた胃にはちょっとこたえる。想像するだけでも。┐(´〜`;)┌

 
ずぼら菜園日誌
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