帰宅すると爺やが「庭の梅をとってきたから，早く料理してくれろ〜」と叫ぶ。
「我が家に梅？そんなもの，植わってないけど？」
・・・庭木の蝋梅はたしかにアタシが植えた。しかし，蝋梅に実などついておらんっ。
「家にある梅の実じゃ〜〜。オマエ（・・・いつもアナタとあたしを呼ぶのじゃが，ジリジリしてるらしい），知らんのか！毎日暮らしておって，タワケたことを言うのぅ」と爺。
縁側に実を並べてあると言って引っ張るようにあたしを連れて行く爺や。
と？
「なんじゃ〜？これはあんずの実ですよぅ。」との指摘に「ほうじゃ，ほうじゃ！ほうじゃったー！！ちと間違えた。」と，爺や，頭をかく。

このあんずはアタシが大学終了の翌年に滝宮天満宮の市で買った。
その前年，室生犀星ゆかりの金沢に旅した。
同じく金沢にゆかりの五木寛之の大ファンの友人とともに。・・・・ああ，「朱鷺の墓」を思い出すなぁ。
金沢は杏が満開でたいそう美しかった。
それで，帰郷後，杏の苗木を買い，亡き母が植えてくれた。今から何十年前のことだろふ。あたしも年をとるはずよ。

とにかく！
現在は，あんずの実を何とかしなくてはいけない状況。
ジャム？とか・・・果実酒にする？・・・くらい？？
しかし，どうすれば？？？？？
困ってしまう。爺やはアタシがなんとかするだろうと，木から全部をもぎとったようで。
期待に満ちた目でアタシを見てる・・・・（窮）
どなたか，あんずの加工に詳しい方はいらっしゃいませんか？
はぁ，ほんと，まいってます。

本日の作業
さやインゲンの実が土に触れそうなので，カボチャの葉っぱを敷き藁代わりに敷く。
水遣り。
草取り。

本日の収穫
ズッキーニ５本　　ホウレン草　　春菊　　ピーマン５こ　　伏見甘長唐辛子６本

特記事項
トマトが赤みを増してきた。
とうもろこし，わずか一日で急成長。
ズッキーニ収穫後はアタシも痒くなる種類の人間なのだということを認識。