2006/05/22 (月)
いとこのしゅんちゃんちの,もともとは伯父さんの建てたものなんだけど畑の南に隣接してた倉庫がとりこわされてました〜っ! もともとは玉葱貯蔵の倉庫だったみたい。玉葱なんて今じゃポピュラーな野菜だけど,伯父が栽培したころは皆見たことがなかったらしい。「それ,なんちゅう野菜や?」「どんな味がするんや?」「どう料理するんか?」と近隣の人たちが珍しがっていたというから,結構歴史は浅いのかも。 私の物心ついた時は玉葱はフツーに(←これ,バカ息子の口癖)カレーに入っていたし,肉じゃがにも,てんぷらにも,その他付け合せ野菜としても重宝に使っていたから大昔からあるものだと思いきや,実はそうじゃなかったんだね。 そういえばブロッコリーやカリフラワーなんてものも歴史浅いのかも。そうそう!スナップエンドウなんて最近だものなー,市場に出回り始めたの。。普段なにげに食べているものでも,最近になって日常的に食べられるようになった野菜が結構多いのかもね。 その反対に,日本在来の野菜で,品種改良は別として 絶滅したもの,寸前のものもあるんだろか・・。
とにかく,この家に越してきた時から日々見慣れた倉庫がなくなるという落ち着かないこの状況・・。 昨夕,今朝の畑タイムは,やたら見通しよい中でのひとときに落ち着きませんのだ。畑にたどりつくまで,目は忙しく周辺をうかがう。人が辺りにいないのを確認して深呼吸。オリャ!と気合入れる。・・あやしいおばはんじゃ。 誰かに見られたらどうしよ?なんだか恥ずかしいなぁ。 また,あのオバハン,あんなおバカをやらかしとるでぇ〜!!・・・なんて思われてるんじゃないかと。 思い切って口に出すと,「だれもママちゃなんぞ見とらん。絶対にっ!!」とバカ息子。 「ほうかのぅ,恥ずかしいかぇ?気持ちは分からんこともないが,うぉっほっほっ」と,爺,笑う。
今日,夜ご飯の話題。ご近所さんが「倉庫がなくなって日当たり良うなってよかったがー」と言ってくれたのに対して「それが・・娘が・・,恥ずかしいと言うんじゃー。チャチぃな仕事ぶりを皆に見られとるようでうつむいて畑に入っとるゆうて・・。・・・仕事ぶりったって,ろくな仕事もできんのに。」 ちょっと,父さん!それは言い過ぎじゃ。 ご近所さんは「そのうち慣れるさ。だれでも隣がみえるとこで畑しとるんじゃけー」 そうか,そうなのか。。囲いのないところでの畑仕事,ある意味,昨日があたしのハラくくった畑デビューかもしれぬ。早く慣れるよう,前向きにがんばろ!!
写真左は倉庫撤去直後・・はぁ・・ほんとに恥ずかしい,見通し良過ぎる・・。遠方の山は「こんぴらさん」の大麻山(おおさやま)。地元では象頭山(ぞうずさん)と呼ばれる。象さんの頭,耳,鼻に見えるから。
中央は今朝撮影のトマト君。デレデレして写しました。
右は爺やの庭。
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