二男ボウリング大会
2005/02/20 (日)

hare.gif 養護学校の青年教室で催してくださるボウリング大会。
開催時刻よりうーんと早めに二男はチャリ漕いで出かけてった。なんでもお昼ご飯はひとりで外食したいんだって,さ。普通,家族とか仲良しとか,誰か心許せる人と食事を楽しむもんじゃない?しかし彼の場合はそこら辺も普通とはちょっぴり違うのさー。・・・誰かと一緒だと折り合いつけるのにしんどいらしい。店選び,メニュー選び,食べ終わる速さ,相手と自分の選んだメニューの「格」「値段」等々・・・。やっぱりデリケートなんだってば。私のような粗忽者とは,ちょっと違った繊細さ。
午後4時に終わるから帰宅は午後5時になると言い残し,えらくリキ入れて出発したのよん。ヤツが午後5時帰宅と言ったら2時間遅れの午後7時頃になるだろうと見当づける。

その間に私は爺やの家へ。
あっちにもこっちにも世話焼いてやんなきゃならない人がいるので大忙しなのよ。
長男まで爺やの家にやってくる。このヒト,免許取立てで車の助手席におじさん乗せて初運転してやってきた。乗ってる車は亡き母の愛車。おぉ,なんだか,涙が出るぜぃ。ばーちゃんも草葉の陰で喜んでるだろうとも!!

「なに?ワシのかわいい孫が免許取っただとぉ〜?」
「そりゃ,まずは爺ちゃんが乗せてもらわねばなるまいて!!」

・・・近所を一回りしてバカな三男に,爺や,乗車を勧める。
なぬ?免許取りたての怪しいヒトの運転する車に受験前の子どもを乗せる気か?断固,阻止!!長男の相手は老い先あやしい爺やに一手に引き受けてもらうことにする。

今日は長男の出現で一日の片付けプランが狂ってしまったさ。久しぶりに見る顔に爺やも私もデレデレしてしまったんだなー。

午後3時から晩ご飯つくり。気合入ってるど!
アレも食べんかい,これも食べんかい。

これまではオートバイの長男。お米だとか,おかずだとか,持ち帰らせられなかった。けれど,車なら何だってトランクに入るのだ!!お米を10k,パスタも缶詰のパスタソースも海苔の缶も,トマトも,茹でたほうれん草も,炊いたお豆さんも,これでもか,これでもか,とトランクに詰める。

今日の晩ご飯
炊き込み五目御飯(ごぼう,ニンジン,干し椎茸,ゼンマイ,わらび,なめこ)
一口ステーキ  はまちの刺身 
おでん(牛すじ肉,こんにゃく,卵,大根,焼き豆腐)
味噌汁(大根,豆腐,油揚げ,ネギ,シメジ)
ほうれん草のお浸し

二男は私の予想通り午後7時帰宅。爺や,長男の運転する車に同乗し,いそいそとマンションまで二男を迎えに行く。
みんなが勢ぞろいした食卓。二男の席がぽっかり空く。
そうなのよー,こういう時,普段と違うのが二男にとってはブレーキになるのよ・・・。
執拗に二男を食卓に呼ぶ爺や。
しかし,構わず食事を始める私。
「かわいそうじゃないかぁ?あいつが来んのに食事をはじめちゃダメじゃー。」
しかし二男のことは誰よりもよく分かる私,パクパク食事を進める。私につられてその場の面々も食べる。
一人終了し,二人目席を立ち・・・・食卓には私一人が座る時間になって二男登場。
ね?心配することないんだってば。
ちょっとした緊張場面を避けようとしてただけなんでさー。
すでに食事終了し席を立った長男,戻ってきてかいがいしく給仕する。
デザートも長男が用意してやり,二男の横に座って自分も刺身をつついたり,コーヒー飲んだりする。
うんうん,やっぱいい子だなぁと勝手に思ってしまう。
たまにしか見ない子は美化するのかも知れぬ。
それにわがまま三昧の三男も,長男がいると自分のポジションをわきまえたヒトになるような気がする。三男のわがまま封じには,ぜひともいてほしい存在だなー,長男。

 
michiの家庭菜園作業メモ
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