2005/01/04 (火)
今日から自閉傾向の二男,職業訓練センターに通う。一応期間は2ヶ月の予定。 初日なので付き添って私も出かけた。すると“入社式”なるものがあった。そうと知っていたらスーツ姿で付き添ったもののジーンズで出かけてバツ悪いよなあ。一緒に訓練する方は息子以外に3人。
職員の皆さん,非常に感じがよい。朝9時に着けばよいところ,張り切りすぎて7時50分に到着し,車の中で時間をつぶす私たちに「建物内に入ってもよろしいんですが,車の中の方が暖かいようですから,どちらでお待ちになっても結構ですよ。」と次々に車の中の私たちに挨拶してくださる。手厚く接して頂けるのは爺やがここで勤務していたからなのだろう。恐縮してしまう。爺は爺,孫は孫なんだし・・・。ビシビシやってくだせえ。 厚生労働省の機関なんだけれども一般の会社組織のように社長,副社長,専務,工場長,係長・・・と役職名をつけて訓練生に呼ばせている。 いたるところに配慮がある。個別のカルテもあって,二男の目標も三つ定められていた。 障害者のもつマイナスに配慮しつつ,一般的な会社の雰囲気をかもし出している。
入社式終了後,「椅子を片付けてください」の言葉に反応すると「お母様はいいんですよ。どうぞお楽に見学していらしてください。」
結局午前中見学して,作業する二男について「急げ!急げ!ハリーアップ」と激励した。(息子に嫌がられている気配だった)
午後,息子を残して私ひとりでやれやれと帰宅したものの,夕刻には次々と仕事がてぐすね引き引き・・・ぐゎーん。アッシーに変貌せねば。 それから走ること,走ること!私の車には次々に家族のだれかが乗ったり,降りたりする。稼働率100%。 10分刻みで爺や,送る。バカ息子,塾から引き取り,二男,駅に出迎え。二男はグループホームに帰るというのでいったん自転車のある自宅に戻る。彼の移動手段は自転車なのだ。 合間にご飯炊き。 琴平まで爺やの出迎え。 明朝の食事をグループホームの二男に届ける。 すんでのところで今日もご飯を食べ忘れるところだったわい。 結局,今日も一日,自分の仕事は何もできんかった。 あたしゃ,消耗品かい?ぶつぶつ。これじゃアッシー道,パシリ道,貢ぐ道,尽くす道,一直線って感じじゃないか! お金,稼いできてんのよぅ。ちっとはいたわってくれんかのぅ・・。誰のおかげでアンタたちの生活なりたってんのぉ?
「まあ,まあ,お気楽に・・。(すりすり)少なくともママはじーちゃん支配下に置いてんだから。」 「何言ってんの?大事にしてるじゃないかぁ?」 「じーちゃんは泳がされているように見える。ママに怯えているようにボクには見える。」
うーーーーーむ・・・。
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