2004/11/29 (月)
初めて作ったシジミの味噌汁。 ぷっくりふくらんだ貝の身が実においしそう。 味噌を溶かし入れる前,うまみ成分が溶けだして白濁したスープから立ち上る湯気を吸い込む。 いい香り! ついでに貝をひとつ口に放り込む。 おいしい!! 味噌を溶きいれ,また味見。うまいっ! こりゃ絶対ニラの小口切りが合うぞ!「みんなっ!まだ食べるんじゃねえ!母さんがよしと言ったら食べてよろしい」家族にストップをかけ,こけつまろびつ畑に走る。 涙ぐましい早業でニラとって,鉄腕ダッシュで台所復帰。 すると,母さんの言いつけを守らないバカな息子と爺やだということがよく分かった・・・理解力ゼロ。
細かく刻むニラからも濃厚な香りが立ち上る。 汁にぱっと散らせて,んんんんん〜〜っ!贅沢!! あとの二人にも「ほらよ」とニラを振りかけてやる。 すると驚き顔。「味が全然違うねぇ。ニラさんアリガト」 「母さん,アリガト」と言葉の誤りを指摘して言い直しをさせる。めでたし,めでたし。
シジミはおいしい。カニご飯,おいしい。おでん,おいしい。あ〜 し・あ・わ・せ!
母さん,あんたたちのことがなければ,幸せの絶頂よと口の中で言ってみる。
|