2004/09/02 (木)
日が暮れるのが早くなったから7時頃には薄暗い。 仕事帰りに菜園に行って1時間だけ草刈をする。 気がつけばあたりはどんどん暗くなって,雑草なのかピーマンなのか区別がつかなくなった。 それで本日の作業は終了。いつもなら刈った部分の土の色を確認して達成感に酔うのだけど,それすら分からない暗さだった。
種まきまではとても手が回らない。 でも,それでよしとしよう。イチ愛好家なんだからな。 プロじゃないんだからな。プロと並ぶような仕事ではプロの方に申し訳が立たん。なんてね。
畑仕事を始めるまで,土の香りには無頓着だった。土に独特のにおいがあることすら認識外。 晴天が長く続いた後に来る夕立で味わう土の香りだけは小さい頃から特別好きだった。エジプトではこの時の香りを土の香水と呼ぶそうだから,私だけじゃなくこの香りを好む人はたくさんいると思う。
菜園を始めて間もないころ,刈り取った草を土に埋めた。数ヶ月してそこを掘り返してみたらなんともいえない,いい香りがした。墨の匂いに近かった。 その匂いを味わっていると,とっても安らいだ気分になった。
畑,作物,ではなくて私の関心は「土」にあるのかもしれない。
ところで。 サツマイモに詳しい方はいらっしゃいますでしょうか? ゴールデンウィークにツルを挿したので,そろそろ収穫時期かなと思うんですが。 収穫された方はいらっしゃいますでしょうか?
それと,父によると,うちの畑は根菜類には向かない畑,なんだそうです。(母が生前,菜園をしていた時も根菜類の出来が×だったらしい) たしかにニンジンの出来は惨憺たるものだったんですけどね。 これは,何かをプラスしてやることで解決できることなんでしょうかねえ??? それとも,もと水田では避けられない宿命? 素人には分からんですばい。
夢のコーン,今日はサラダに使ってみた。 ごく普通にゆでたのをつめた−く冷やし,包丁でこそげてレタスやキュウリやトマト,ピーマンと並べただけの手抜きサラダだったけど,いやいや,家族には大好評。 あの甘さはタダモノではない。 北海道直送のトウモロコシ(クール宅急便で届いた直後に塩茹でで食す)に勝るとも劣らない。つーか,砂糖を隠し味に使ってるんじゃないの?ってくらいの甘さなんだ。タダモノの範疇から抜きん出ている。 だから「夢のコーン」って命名したのかもしれないね。命名した人,言葉のセンス,いいですねえ。 ホント,これはもうトウモロコシとはいえないかもしれない甘さです!!もう,もう「夢の」コーンとしか言いようがない!!!
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