祝!出張
2004/08/19 (木)

kumori.gif 台風は行っちゃった。大きな爪あとは残したけれど。
朝からとってもへんてこなお天気で晴れるかと思えば小雨が混じったり,雲が垂れ込めたり・・。
丸亀は早朝,大雨だったけれど,出張先の高松は路面がぬれていなかった。

しかしなあ,やっぱり通勤時間帯は混むんだわ。混むと知っていたけれど,何年も混雑時間帯に県庁所在地に向かって車を走らせたことはなかったから,あまりの混み具合にウーンザリしましたわ。

とにかく!
出張したってことは喜ばしい。警報解除でようやく讃岐にも平安が戻りつつある。これから台風が向かう地域の皆様,どうぞお気をつけてくださいな。

ところで日本の食糧自給率は40%。これが30%になると国連から警告がでる。危険な国という太鼓判が押されるのだ。なんとも悩ましい。あとちょっとで太鼓判だと思うと。

昔,私がかわいかった頃,日本の魚の自給率は139%だった。水産王国・日本っていうことだったんだな。ところが現在は33%なのだ。

そして,年間の食料の廃棄量は1年間に国内で水揚げ,収穫される量に匹敵するのだ!!

それから,衣・食・住・教育・レジャーのなかで大人は何を最も軽んじているかというと,「食」なのだそうである。

飽食の時代だなんていってられない。
なにか間違ってるような気がするよね。
小泉さんを含めて自民党が食育などと言い出したのは,当時,唐突に思えなくもなかったんだけど,こういう背景もあるんだなと思った。人間の営みとして当たり前のことが当たり前になされない・・・・。


どこやらの小学校では学校園で栽培した野菜を給食に使うと聞いた。小さい小さい実践に思えるけれど,これってとても意味あることに思う。
私が小学生だった頃,アサガオ,クロッカス,ヒヤシンス,ホウセンカ・・・理科がらみで花の栽培はしたけれど野菜を育てることはなかった。だから,今,畑を手に入れて戸惑うことが多い。つーか,ゼロからの出発だから何をどうしたらどうなるのかが分かんなくてお手上げ状態で努力・実践あるのみ。
でも小さい頃から野菜育ての体験があれば,成長後,農業に従事しようがすまいが,食べ物に対しての感謝の度合いが違うと思う。野菜をはじめとして食糧への接し方が違うと思う。
子どもはいずれ大人になる。狭い意味での学力だけではなく,本当に本当に「生きて働く」力を子どもにつけなければ日本の未来は明るくない。

遅ればせながらこの歳にして土と親しみ始めた私は実感も手伝って,今日の出張で得たものは多い。

 
michiの家庭菜園作業メモ
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