「根こそぎ腫瘍を取っちゃうぞー」とドクターは言った。望むところ。右手首関節のガングリオン。良性の腫瘍なので痛みさえなければ放置して全然平気。
1年半ぶりの再発。痛かったのよね。菜園作業はだいたいは大丈夫なんだけど，ペン持ったりハンコ押したり，ミルで胡椒ひくのが。もち，ピアノも駄目だし。

前の時より骨に近い部分，しかも3個腫瘍があるというのが分かって「根こそぎ」取ろうとドクターは張り切ってくださった。
結果，前回の手術よりは大きい手術となった。
麻酔も（伝達麻酔＋局部麻酔）効き始めが遅く持続時間が長い薬にしてくれたので，本来なら夜中に効果が切れるところ明け方まで痛みを感じずぐっすり眠れた。

結果，取れるものは全部とって一日入院で今退院したとこ。働き者の私は病院から真っ直ぐ帰宅せず，仕事先に寄って書類を一つ出してきた。利き手が使えないから不便なんだなー。字がかけないし。
今日から3日間は休みをもらうから仕事がたまるなあ。

ピアノも土いじりも8月いっぱいはドクターストップがかかった。
でも手術してない方の手だったらOK?
収穫くらいはできるだろう。水遣りくらいは。草引きくらいは。

仕事を休んで畑にも行かずピアノも弾かず，ろくに掃除もできず一日家にいると，休みボケした息子のアラばかり探しそー。こわ。

時は移って午後7時30分。
やっぱり我慢しきれず畑を見に行った。
するとトマトが何本かしおれていた。上の方が元気がない。ショック。畑が池と化したためか？
ズッキーニが心もち小さくなった気がする。不吉。
ナスとピーマンだけはやたら元気。

草もたくさん生えている。6本抜いたところでハッと我に返る。ホータイが汚れるじゃないか！明後日ガーゼ交換する時にドクターに見破られるじゃないか！
「8月いっぱいはおとなしくしてなさい。」
いけない，いけない・・・・。
分厚いホータイまでスッポリ　カバーしてくれる特大サイズの手袋を見つけてから再開することにしよ。