空芯菜蔓延
2004/09/02 (木)

harenotikumori.gif 空芯菜が勢いがよく、夏の葉物不足をカバーしてくれる。ご近所に差し上げたら、調理法がわからないとのこと。念のためインターネットで調べてみたらその栄養価の高さに嬉しくなった。

空芯菜:中国原産と言われている。一見するとサツマイモの蔓のようであるが、茎が名の通り空洞になっている。東南アジアでは栽培が容易な事から,広く栽培されているので、庶民野菜として数多く食卓にあがる。日本での名前は確立しておらず、エンサイ、カンコン、空芯菜、アサガオナなど呼ばれているが、同じ物である。日本ではまだまだ目新しい野菜であるが、近年のアジアンブームによリ、レシピを目にするようになった。栄養面で見てみると、ほうれん草の4倍のカルシウム、5倍のビタミンA、1.8倍のビタミンB、2倍のビタミンCと好成績で、ポリフェノールも含まれる。中国原産といわれる野菜
ベトナムではこの空芯菜をスープ、あえもの、炒め物、鍋の具、茹で野菜、麺の付け合せなどに使います。ベトナムで空芯菜を市場やスーパーマーケットで買うと根っこのついているものとついていないものを見かけますが、根っこのついているほうは畑で栽培したもので、根っこのないほうはため池などで栽培されたものです。切った根っこを土にさしておくと生命力の強いものはまたニョキニョキとのびてきてそのうちつぼみが出来て花を咲かせます。花が咲いた後、種が出来てこれを撒けば、また新しく芽が出て・・・と朝顔のように簡単に作れます。ベランダでも小さなスペースで作れますのでぜひお家で作ってみましょう。
アクはなく、調理後もカサ(体積)が殆ど減らないので色んな調理が可能。
高い栄養価とシャリッとした食感を 損なわない為に 調理は サッと素早くします
茹で物と炒め物では調理後の変色を遅らせ 鮮やかな緑色をる保つにはゴマ油 又は水溶きカタクリ粉で全体に皮膜を作り 茎や葉を 直接空気に触れないようにします
(クウシンサイは鍋物、ラ−メン類、 みそ汁 等では 調理後の変色は 殆どありません 湯気が空気を遮断しているからです)
・ さっとかためにゆでて、そのままおひたしで。
・ さっとトウガラシとニンニクで香りをつけたごま油で炒めて。(油と一緒なのでビタミン吸収に優れる)
・ 他の野菜、肉、魚介と炒めても。
・ ながいもとの中華スープに。


 
季節のうつろい2005
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