霜月の大雨
2009/11/11 (水)

ame.gif 昨日の昼前から振り出した秋の大雨は、今朝方まで続いた。
しかも暴風雨というおまけ付き、雨量は例年の1か月分を超えたそうだ。

 昨日は、安納芋の最終掘り取りを計画、午後からの降雨との予報を承知の上で、午前中に終わらせるつもりでとりかかったものの、11時前から本気で振り出したので中途で断念、掘ったイモは畑にそのまま置いて逃げ帰った。

 今朝は雨の方は小降りとなったが、風の勢いはそのまま風速21.5メートルと弱い台風なみ。
 物置場にしているテントと放置してきた芋のことが気になったので、朝一番に菜園の見周り。

 畝間の一部はまだ水が溜っており、堀り上げて置いたイモも一部が浸かっている状態、テントのビニールはすそが外れてパタパタと風にあおられていた。
 ペット風車は5個とも風に吹き飛ばされて畑のあちこちに散乱、日覆いの寒冷紗も外れてぶらっさがり、植付けたばかりのチマサンチュの幼苗を、はたくようにいじめている。

 大急ぎでテントを固定し、寒冷紗を取り払ったが、ネット内のチマサンチュやミズナは無事な姿を見せていた。風車も抜け落ちただけで壊れたものはなかった。
 雨の予想はしていたが、風については全く警戒していなかったので、何ら風の備えをしていなかった、当然の報いか。

 結局、畑仕事は出来ずに帰宅、途中風で落ちたギンナンの実を拾い集めたのか、皮むきをして川水で洗っている情景に出くわした。
 ざるに載せたギンナンの実をゴム手袋はめているとはいえ、ゴシゴシと洗っている、ウルシ負けはしないだろうかと心配になり、お節介にも声をかけたが大丈夫だとのこと。

 ちょうど今頃の季節、横浜の馬車道通りは銀杏並木が美しく黄葉していた。赴任して初めての光景であったので、小雨の中を勤務場所まで目の保養をしながら歩いてみたのだが、その2〜3日後から顔中ウルシ負け状態になり、大失態をしてしまった記憶が○十年ぶりに蘇えった。

i0 i1 (1) ムクドリの小さな群れ
いつに無く小鳥の声がざわめいて聞こえてきた、しかも普段聞き慣れない声だ。
見上げると雀達よりちょっぴり大きくふっくらしたムクドリの群れが秋を告げにやってきていた。
(2) ギンナンの実を川で洗う人

(3)
 
Manjii のつれづれ菜園日記
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