2009/07/02 (木)
2日続きの大雨を降らせた梅雨前線が再び南下し、朝から晴天となった。 風もかなり強かったので、我が菜園の状況は?と早朝から見回りに出向いた。 風雨の害としては、唐辛子の株の根が風のため起こされたようになり、葉がしおれかけていたため、支柱の補強と土寄せをしたが、他に被害は無かった。
ただ、一部の畝間が潅水状態になっており、案じていたように、スクミリンゴガイが我がモノ顔で入り込んでいた。
そこで、先日調べておいた、スクミリンゴガイの防除作戦?に取りかかったのである。 まずは、畑周辺の溝にある卵塊をそぎ落として水没させ、園芸店で購入してきた石灰窒素(粒剤)を、生息場所周辺に散布、畑と溝への排水口に寒冷紗を張って侵入を遮断した。 スクミリンゴガイは、通常水中で鰓呼吸している水生の貝類なので、おそらく水無しの畑の園芸作物に被害をもたらすことはないと思われるが、広東住血線虫等の寄主虫を宿しているとされているので、周辺で共存していただく相手としてはあまり気持ちのいいものではない。少々神経質になっている?。 ご近所に天敵のアイガモ一家でも引っ越してきてくれたら・・・などとトンでもないことを考えたり・・・(笑)
いろいろスクミリンゴガイがらみの調べを進めるうちに、石灰窒素のことが気になりだした。 石灰窒素は、以前から一般農家で使用されているそうであるが、マンジーは今回の騒動で初めて関心を持つようになった。 国の農業試験場の情報にあった、スクミリンゴガイ防除薬剤としての効果と、肥料としての効果が相まって顕著であるということから、その功罪について詳しく調べてみた。
石灰窒素は、土壌の酸度調整効果、農薬効果、窒素成分の緩効性など肥効発現が緩やかで、茶園などでも使用され、近年改めて注目されるようになっているとのことである。 もう少し勉強して有効適切な使用法を考えようと思う。 この種の情報は勉強と経験不足の素人農家?にとっては、全くの初耳?であった。 スクミリンゴガイが与えてくれた試練と勉強の機会だったかもしれない・・・とマンジーは考え始めている。
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(1) 今日の収穫 チマ・サンチュ、キューリ、ナス、トマト(一部)、 ピーマン、シシトウは初収穫、 トマト、ミニトマトは朝の収穫のため映像なし
(2) 冬瓜の実が育ってきた ウリボウの様な斑点模様がかわいい 斑点は成長するにつれて目だたなくなる
(3)
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