2009/01/20 (火)
ナベ祭り最終回 (9)路面電車
脱線電車
私ももう老齢のため足腰の衰えも進み鍋祭りの会場まで1kmでも歩く距離を少なくしようと家内に車で送り迎えをしてもらうつもりで出かけた。 だが帰りいくら携帯を掛けても家内は出かけていない。仕方がないのでシャトルバスは家への方角へは来ないしバスは200m先JRも(氷見線)だが良い時間にあるとは限らない。結局電車の始発点にはバスも停留するので待つていると直ぐに電車がきました。良く考えて見ると私はこの電車に乗るのは初めてだったのです。
JR高岡駅から家に行く乗り物は・直接徒歩2.6km徒歩30分・JR氷見線駅まで15分・電車・バスは20分と自家用で出かけるよりかえって多く歩くことになりました。
路面電車は数十年前から自動車の交通の障害となって大都市から順にドンドン廃止されて今や貴重な存在となって来ました。 富山では3路線の内2路線は富山市で1路線は(万葉線)で高岡市〜射水市を走っていますが、何処も同じく車の普及によってドンドン客足が遠のき6年程前に活性化のために一部この赤い電車を数億円もかけて導入したものの試運転を繰り返して営業運転に入ったとたんに怪我人はなかったものの脱線が続発(2〜3回)かえって客足が遠のいてしまいました。 それと(一級河川・庄川)の鉄橋が私の知っているだけでも2回大水毎に流され(高岡市3分の2・射水市3分の1)の負担で架け替え等もあります。いっそ廃線の声も出ていますが、これからどうなることやら???
写真 @ 写真 A 高校生の通学時間帯には4両編成となります。 大都市から順に交通事情によって長らく親しんだ路面電車が廃止となって街から消えてしまいました。
北陸では金沢が40年ほど前・その後大阪・京都・名古屋・東京・神戸などの市電が相次いで廃止されて、現在では全国17都府県30路線となっています。 今路面電車の走っている都市の中で一番路線の多いのは大阪4路線・富山3路線・京都・広島・愛知・岡山・東京・岐阜・福井・滋賀・が各2路線・神奈川・熊本・鹿児島・愛媛・高知・長崎・北海道などの都市が各1路線営業しています。
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