病害虫防除について考える
2009/08/20 (木)

hare.gif 山のりんご畑にとんぼが避暑にきて群れながら飛んでいる。里に下りて来るようになると”秋”である。

8/2実施のりんご防除の薬効が切れる頃なので前回の残存農薬を早朝に散布した。
*作業日誌
りんご防除作業:ストライド顆粒水和剤・1500倍、オマイト水和剤・750倍、サイアノックス水和剤・1000倍
(使用目的:すす点・すす斑病とハダニ類の発生防止対策ほか害虫防除)
*果樹の病害虫防除について
果樹は家庭用が主であるので独自の基本方針をまとめた。今後の防除計画の基本としたい。
1)農薬使用・散布作業は極力少なくする(目標:半減)
(1)コンフューザーR[虫の交信(交尾)撹乱剤]は果樹が分散しており効果が低いので使用不可
(2)標準防除体系は参考として圃場環境や前年度病害虫発生状況を考慮、重点防除にする
SS(要、病害虫に関する知識と観察力を高める)
(3)農薬の選定は薬効を重視、最適使用タイミングや薬効メカニズム、薬効期間、混用可否等など調べる
SS(要、農薬の商品名だけではなく、主成分など薬品に関する理解など基本的なことがら)
(4)旧来の防除体系への再評価(例:ボルドー液)
2)農薬を安全に使用するために
(1)収穫の1ヶ月前には農薬散布を終了させるように栽培
SS(栽培初期の病害虫発生の防除に重点、施肥、管理などで健全な果樹づくり)
(2)農薬の選定は薬効を重視、使用回数を減らす
(3)残存農薬・在庫を減らす
(4)農薬を正しく使用
SS(正しい作業や薬品特性理解、農薬取締法理解をすることが大切)

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写真
My Gallery:高山辰夫「夜明けの時」を手本に描く 油絵

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limelight2009の家庭菜園作業メモ
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