「鹿には、りんごの気持ちがわからない」
2009/07/02 (木)

kumori.gif ここ数年鹿の害がでている、果樹は下枝の若葉が全滅、沢のヒノキなど樹木の皮も食べられてい
る。どうしたらよいものか。山の奥からやってきた鹿に会ったけれど鹿はただ"きょとん”としていた

当地区のりんご農家には遠い昔、青森から花摘みや袋かけ作業の乙女がやって来る位賑やかで景気良い
時代があった。世の中は常に変わるものだが近年りんごの廃園が多くなり畑は荒れている。里山の山道も
人の往来がなく廃道化している。この環境の変化でりんごのふるさとは鹿やイノシシの楽園となってしまった。
*作業日誌
りんご栽培で予想もしなかった「鹿の害」であるが、このための対策はしていない。廃園も覚悟である。
父母が残したりんご畑、残念だがこの時代の環境の変化には勝てないのかと、思う。思い出多いこの
りんご畑だから、やれるところまでやるだけである。
*今日は久しぶりにりんご病害虫防除作業を行う。
(1)水:200g (2) 生石灰:2400c (3)硫酸銅:800c (4)サイアノックス 水和剤:250c
サイアノックス 水和剤:ボルドー液と混用する場合は混合後ただちに散布する。
*他にぶどう、ネギにオンリーワン・フロアブルの薬剤散布を行う。


農園日記DATA[ホームに戻る](07/03日am4:00サイト更新)

写真
梅雨の雨が止んで、山の畑に行ってみた。あまりにもひどい「鹿の害」を記録しておくことにした。
(1)変わりゆく「山の畑」
(2)長野県の開発したりんごの新品種「りんご三兄弟」、植えて見たけれど鹿で育たない。
(3)作業分散させるためりんごから梅(ぶんご)に一部作付けを変えたけれど"予期しない鹿害"である。

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limelight2009の家庭菜園作業メモ
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