2011/12/11 (日)
雪ちらちら一天に雲なかりけり 一茶 雪ちらりちらり見事な月夜哉 うつくしや年暮きりし夜の空 寝ならぶやしなのの山も夜の雪
★[農作業日誌]
やさい畑・果樹
1)果樹:毎年BB肥料、石灰類、堆肥を秋肥として使用基準に沿って施肥をおこなっているが、今回はりんご など果実の着色、成熟に肥料過多が影響するので少なめにした。樹木の勢力増進に、単肥を検討。 2)野菜:たまねぎ、にんにく、を主にNK追肥20号を定量与える。
☆blog
長野県では原子力発電所の事故の影響から、農地を汚染から守り、安全な農作物を生産するために農林水産 省の放射性セシウム暫定規制値に沿って、腐葉土・落ち葉など堆肥の施用を控えるようにとの通知が回覧版で あった。(肥料などの含有暫定許容値:放射性セシウムについて1s(製品重量)あたり400ベクトル)
したがって落ち葉の利用にまで注意が生じてきた。今年は保育園などでの「落葉焚き、やきいも」を中止している。 落ち葉が大量に発生する我が家でも対応しなければならない。 ガイガーカウンターがないので堆肥の放射線の 量が測定できないので市のごみ処理施設の焼却灰の数値から推定するより方法がない。 市の広報の観測値が 低いことや堆肥を使用する時の密度も低いこと、特に法的な罰則もないので、落ち葉堆肥は当面は続けることに した。但し販売する品種には後日問題にならないよう絶対に施肥しないよう注意する。
いま日本(地球)の将来を考えたとき「脱原発」は避けられない方向であることは今回の震災が教えている。しかし 時代はリニア新幹線、電気自動車の実用化や企業活動など電気エネルギーの需要は増え、不足の方向にある。 すでに夏には電力不足による「節電」が実施されたが、都会のお年寄りがエアコンを使用しないで熱中症で死亡 するという事態まで発生している。電気は生活に欠かせないものだから将来を見据えた対策を早急に国民に示し 「安心」を与えてほしい。 現代の地球温暖化とエネルギー問題は人類の最大のテーマにもにもかかわらず先が みえない。全くに「閉塞感」を与えている。 太陽エネルギーは地球の全てのものの活動源であり利用する価値は 大きい。しかし工業化、スピード化した今の社会ではパワー不足である。放射能の危険性のない原子力の研究、 次世代の原子力の開発に期待したい。 電源開発・研究の予算もそこに集中をさせる必要がある。 政治が方向 付けや方策・システム(たとえば国際協力)作りをしていくことを期待する。
<今日の俳句> オリオンに月近寄るや冬の夜
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