夏にむけて
2011/05/22 (日)

ame.gif 目覚しのぼたん芍薬でありしよな
掃人の尻で散りたる牡丹かな
   一茶

★[blog・農作業日誌]

 野菜(春・夏)畑の作付けがほぼ終了して、やさい畑も空きがない位に作物でいっぱいとなって来ており、
 果樹や庭の草花や樹木も若葉が一段と活気づいている。ここで当家庭菜園の主な要点をまとめて記す。  

 やさい畑・果樹・庭仕事
  1)越冬野菜について:とくに収穫に関しての記録はしていないが、野沢菜、キャベツ、ブロッコリー、
   ニンジン、だいこん、ねぎ、ほうれん草は5月初旬に終了。いちご、パセリ、アスパラ、ニラ、ウド、
   しゅんぎく、レタス(マザーレッド)など収穫中で玉ネギ、にんにく、エンドウは6月での収穫となる。
  2)2011春・夏野菜について:作付けは日記に記載。カレンダーアイコン種粒:種蒔き、二葉:定植  
  3)野菜の作業メモ:現在までほぼ良好な生育状態であるが、
 (1)越冬のキャベツでの一部"凍傷"やブロッコリー、ほうれん草、ニンジンでの早い"とう立ち"が発生。
 (2)春蒔きのほうれん草、ニンジンで一部発芽不良があった。
   原因は育苗・生育中の低温によるもので、品種選択や作型、温度管理に慎重な対応が必要である。
  4)その他:長期間の収穫を楽しむには"追い蒔き"をもっと活用する。(種の残存有効活用にもなる)
  5)果樹:今年もりんごの鹿害が確認された。無残に樹皮が食べられており樹木にとって致命的被害。
   昨年は出荷量が0にまで落ち、今年は更に悪化が予想される。このような事情もあって果樹栽培は
   家庭用として楽しむための多品種少量栽培に切り替えた。そのため庭仕事感覚の作業管理になって
   来た感じがするが、それでも、りんご栽培経験が役立って各品種共に基本的なことは行っている。
   確認のため(作業を忘れがちなので)果樹栽培一覧を記しておく。
   りんご(ふじ・シナノスイート・シナノゴールド・秋映)、ぶどう(ロザリオビャンゴ)、栗、柿、
   梅(小梅・ぶんご)、あんず、さくらんぼ、桃(早・晩生種)、銀杏、ざくろ、ネクタリン(水野)
   プルーン(アーリーリ)、ブルーベリー、キューイ、くるみ、梨(ラ・フランス)、他
  6)果樹の作業メモ:品種によっては病害虫防除の薬剤散布がどうしても必要となる。少量栽培なので
   コスト面や省力化から、最小限で行うよう工夫したい。
  7)庭仕事:我が家には庭師が設計したような"庭"はない。キャンバスにだんだんと絵を描くように、
   それぞれ思い出のある草花や樹木が増えて出来た、畑や山林のような空間である。
   写真のスノー・ボールは花卉栽培を薦められて植えたけれど放任状態で垣根のようになったもので
   切花としてたくさん使われた。今年はあらたにネコヤナギとピピリカムと名前を思い出せない草花
   が加わった。このように毎年少しづつ変化していく"庭"で、管理も変化するが将来のことを考える
   とそろそろ方向付けをしなければと思っている。    
  8)夏にむけて:季節はこれから本格的な夏となるが家庭菜園では「秋」のステージに進む、この日記
   は一段落した野菜(春・夏)畑の整理のつもりでまとめた。  更衣よしなき草を引ぬきぬ 一茶 

 <今日の俳句>牡丹咲き芍薬が咲き百合を待つ

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limelight2011家庭菜園作業メモ
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