2011/03/06 (日)
けっこうな御世とや蛇も穴を出る 負た子が先へ指さすわかな哉 一茶
★[農作業日誌]
レタス栽培記録 播種後30日のレタスを記録した(写真)。どうも思うように成長してくれていない。 すでに第5葉が展開しているが葉は小さく、茎や葉は徒長している。今後定植できるかと成長が心配。 来年の[厳寒期・レタス育苗]のために! 今回の育苗でとくに問題と思えることは、発芽と徒長である。 この時期、日照時間は少ないが温度管理、水分補給などの環境つくりは比較的簡単でよく出来ている。 問題は土と種にあったと感じている。培養土、種(品種)の選択は慎重に行うべきであり、発芽初期の 細胞形成コントロールが重要と思う。しっかりした根を作るための土の粒度(ふるい)と成分が徒長に 大きく関係していると感じた。養分過多が徒長の原因と思っている。[要:バランス良い成分] | 今後は育苗に最適な培養土や種(品種)は規格が詳しく明記されたものを購入すべきで、そのためには 発芽・成長のメカニズムを知ること、専門家の実例を参考にすることが、必要。 やさい畑 今日は二十四節気の啓蟄である。家庭菜園も忙しくなって、作付けや、お天気(とくに降水量、日照時間) に関心が移る。そんなにも雑草がまだ萌えぬ田畑で、待ちきれず草取りを始めている人もいる。 先日からぼちぼちと冬の寒気で痛んだ野菜の凍傷、枯葉の切除と霜で浮いた根部分への培土を行ってる。 詳細な予定はつくらないので成り行き的な面があるが、畑で農事暦を思い出しながら、去年のことを思い ながら、季節の景色とともに農作業を進めている。 果樹・庭木 明日から寒気が戻り天気が良くないので急きょ石灰硫黄合剤の散布[発芽前]作業を行う。(今年はアンズ、 梅に開花前のボルドー液(かいよう病予防)散布を行うので石灰硫黄合剤を早めに完了させる必要がある)。 (1)[水 252g 展着剤 56ml 石灰硫黄合剤 28g]⇒アンズ、梅、桃、ラ・フランス、サクランボ、バラ他 (2)[水 180g スプレーオイル 4g 石灰硫黄合剤 18g]⇒りんご
☆最近は物忘れが多くなって来たようである。limelight2009で作成した”我が家の農事暦”[当ページの ホームに戻るに設定]が役立っている。
<今日の俳句>啓蟄や人はこたつを出て何処か 定年やときをわすれて春田かな
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