レタスの種まき
2011/02/04 (金)

harenotikumori.gif 今日は立春、なのに小雪舞う。
春立といふばかりでも草木哉 一茶

★[農作業日誌]
 種から育てるレタス栽培をlimelight2009から実行している。
 ポットを準備く(播種床)
 (1)家庭用で少量なので移植(定植の一度だけ)の容易さと確実な活着を考慮して75ポットを使用。
 (2)育苗培土は市販の腐葉土、堆肥成分を混合したポット用種まき培養土を用いた。
 (3)ポットに入れた土を軽く手で圧縮、水が染み出る程度にジョウロの熱湯(沸騰)で湿らせる。
   (熱湯は地温を高めるためで殺菌効果は未確認)
 (4)ポットを発砲スチロール箱と水道凍結防止ヒーターの自作育苗箱に並べる。(写真) 
 播種作業
 (1)栽培の品種は「Vレタス」である。この栽培要点などをタネ袋で確認しておく。(写真)
 (2)地温は自然冷却で「適正発芽温度20℃」に調整。 
 (3)今回、1ポット当たり蒔いたタネの数は、発芽の数=2を期待して4粒を蒔いた。
  [期待発芽数2/発芽率0.85×有効期限切れ(昨年の残存)による発芽率(推定)0.6=播種数3.92(≒4粒)]
 (4)種まき終了後、水遣りを行う。種や土が流れないように「霧吹き」を使用、水温20℃。
 (5)あとは防乾と保温のために紙で覆い、約20℃に保つ。
 育苗管理
 (1)今回の栽培は5月の収穫を予定している。タネ袋に記載の作型より1ヶ月早いので温度管理が最重要。
 (2)温度管理の範囲は一般に5℃〜25℃とされているが最適生育温度20℃で一定に保つ必要あり、とくに
   今の時期の育苗はなんども低温にしてしまうと生理状態が変化して、後から蒔くもの(3月)と収穫が
   同じになってしまう。(野菜は旬を知っている)
 (3)そのほか水分補給忘れない事。正常に生育すれば1.5ヶ月ぐらいで定植苗(本葉4枚くらい)に成長
   する(間引きは最終1本/ポットにする)。定植はトンネルハウス内に行い当地の低温に備える。
 (4)なお定植3日前くらいから昼間は外に出すなどして外気に慣らす。(順化)
 (5)追記:育苗期の温度測定は地温について行い。育苗箱内の温度上昇は換気して調整。
   温度コントロール:育苗箱の温度特性(約0.5℃/h)を考慮、手動(ON-OFF)で行う。ヒーター:20W。

☆limelight2009の栽培記録から
 発芽日数について
 (1)過去日記ではレタスの発芽有効積算温度は120(℃・日)。∴120(℃・日)/15℃=8日で発芽するが、 データは
   品種マザーレッドでの測定値(参考)に今回の発芽有効温度(育苗温度20℃ー基準温度5℃)=15℃で計算。
 (2)また上記データは育苗箱内気温(地温ではない)で温度測定法に問題がある。
 (3)参考 limelight2009リンク(1)04/05日記 (5)初めての育苗
                   (2)01/31日記 育苗箱の改良

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limelight2011家庭菜園作業メモ
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