お母さん
2017/07/23 (日)

harenotikumori.gif 蒸し蒸しと暑いです。

8日前、カオサンのお母さんが亡くなりました。
来月には100歳になるところでした。
この暑さだし、今年も無事にお誕生日が迎えられますようにと祈る思いでしたが・・・

カオサンとホームへ面会に行って、じっと目を瞑っているお母さんの手を握ってペチャクチャお喋りして、謡曲の羽衣と早春賦を一緒に聴いて、ほんならまた来ますねと、ホームを後にして買い物している時に、カオサンのケイタイが鳴りました。
「亡くなった・・・みたいやて・・・」
「え・・・」
心の中で、うそっ、うそっ、うそ!と叫びながら、ホームへとって返しました。
覚悟はしていたけれど、やっぱり不意打ちです。
お昼ご飯のとろみ食を完食してから静かに亡くなったそうです。

その後の葬儀に、遠くから来ているカオサンの妹さんが滞在している間にと、役所のこと、家のこと、銀行のことと、カオサンと妹さんは走り回ってクタクタになりました。
それに、ホームのお部屋の片付けに、お母さん家の片付け。
いやいや、片付く訳ないです。

カオサンは長男なので、祭壇は我が家に。
遺影はにっこり笑っているお母さんにしました。
クリより若いんです。
手を合わせて見上げる度に、思わずうっふう〜と笑っちゃいます。

そういう訳で、
庭は大きく掘り返したまま。
アベマキも切り倒したまま。
コンクリートも剥がしたままです。

そうそう、我が家のアベマキを、ご近所さんが“トトロの木”と、呼んでくださっていたんだそうです。
切った後、日差しバッチリでやっぱり木陰が欲しいカオサン。
「落葉樹がええなあ。アンズとか・・・」言っていたんですけど。

今はお母さんの供養が優先です。
もう、へろへろですが・・・

 
kuriのへそくり家庭菜園
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