命の大切さ
2007/06/06 (水)

ご存知の方もいらっしゃいますが
私の弟は38才の若さで他界しました。
そのとき うちの怪獣君は小6でした。
私は 介護休暇を取りました。
みなさんは 命に期限を切られたらどうですか?
私の弟はとてもすごい人だと思います。
命の期限を切られても 最後まで あきらめず
どんなに痛くてもつらくても頑張りました。
病気と闘いますと言いました。
もしかしたら 宣告の後 死にたかったかもしれません。
親が病院から帰るとき泣いていたそうです。
私は 弟が命を大切にして最後まで闘ったことを尊敬しています。
弟と病院で過ごした時間は これから弱って死んでいく人を見つめていく過酷なものでした。
でも 幸せな時間でもありました。
弟と手をつないで寝ました。。。泣きながら。。。
それでも 幸せな時間でした。
弟と一緒にいった院内コンサート
折角会場まで行ったのに1曲しか聴けなかった弟。
でも 母は喜びました。
たったそれだけのことだけど 喜んでくれました。
命の長さは 決まっていると私のおばあちゃんは言いました。
おばあちゃんはいつも命をろうそくにたとえ
人は生まれて来るときにろうそくを持って生まれてくるんだよ。そのろうそくは 最初から長いの短いの細いの太いの等があると教えてくれました。
だから 弟のろうそくは 太くて短いろうそくだったんです。
そんなろうそくの火を一生懸命燃やし続けた弟・・・誇りに思います。
今日はそんな命の大切さを再認識する日になりました。

 
kumasanの畑
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