2010/02/23 (火)
今日の天気 晴れ
とても暖かい一日だった。 春播き大根、芽が出たかな?
「ホウレンソウをつくる人々」から、もう少し引用してみよう。
群馬県佐波郡境町では、味にこだわったホウレンソウ作りをしているそうだ。 品種は「まほろば」でそれを「北風の恵」というネーミングで売り出しているそうだ。
「まほろば」の父親は東洋種の血を引く「豊葉」系統で、母親は西洋系品種だ。 「肉厚で甘くてやわらかくアクのないホウレンソウ」だそうだ。 (T&Fさんもちょうど昨日ホウレンソウの「まほろば」を播いたばかりだそうだ。 美味しい品種を知っておられるんだね。) こんど自分も「まほろば」←サカタの種を買ってみよう。
ところで、いくら美味しい品種でも、美味しく作らなければ美味しくない。 当たり前だけど。 品種と作り方とどちらがどれだけ味に影響するんだろう?? と思っていたら、ちゃんと書いてあった。
この「北風の恵」のおいしさは品種本来の特性が60%で、 残りの40%は土作りや栽培方法によるものと言われている。 そのため「まほろば」の種子は各地に普及して栽培されているものの、 今のところ「北の恵」に追随できる産地はないという。
60%のおいしさでも良いから、是非作って見たいと思う。
境町の長沼さんの畑では次のような作り方をされているそうだ。
*4月に生鶏糞を10アール(1000平方メートル)当たり4トンすきこむ。窒素分として72キロ。 *9月下旬土壌消毒剤散布、雑草を緑肥としてすきこむ。 *ここに2作分の肥料として高度化成14・10・14を100キロ、 石灰窒素80キロ、苦土石灰100キロ投入して元肥とする。 窒素分として2作で30キロ。 *10月10日ごろ播種。条間30センチ、株間2,5センチ。 *10月下旬10センチくらいになったときに、窒素カリウム入りのNK化成をぱらぱらと散布する。 *播種後1ヶ月で不織布をトンネル被覆して降霜に備える。 *播種後2ヶ月すぎるとそろそろ収穫する。 収穫は、気温が上がって氷が解け、細胞に水分が戻ってホウレンソウが自力で立ち上がる昼から作業する。
1作分1平方メートルあたりにすると 鶏糞 4キロ、高度化成 50グラム、石灰窒素 40グラム、苦土石灰 50グラム、NK化成少々 となる。 十分な土つくりをした上での肥料計画なので、自分の畑とそのまま比べることは出来ないとは思うが、 めちゃくちゃ多いとも思わない。
収穫期を迎えてもそのまま畑においておくことの多い自家菜園なので 葉色を保つためには、幾度かの追肥が必要になるのかもしれない。
色々と勉強になりました(v^ー°)
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