茅葺見学
2007/12/09 (日)

今日の天気  晴れ〜〜


茅葺屋根の葺き替え現場を見学してきた。
余り大きくない家だが、うちの古家もこれくらいだったらいいのにと思った。

この葺き方は芸州葺きというそうだ。
一人でも出来るやり方で、長い棒の先に縄をつけてカヤに刺し、手を入れて縄をこちら側にひっぱってくる。
普通は、家の中に人がいて、刺された縄を戻すという二人がかりのやりかた。

工事は9月から始まっていて、すでに南面と北面は葺き替えが終了している。
今取り掛かっているのは西面だ。
写真で分かるとおり、屋根の厚みは、相当なもので人が乗っても十分な面積がある。
作業の方が乗るとゆさゆさと動く。
縄はすさという竹にむすびつけられているが、家の骨格には固定されていないそうだ。
つまり、乗せているだけ。
そういうわけでゆさゆさと動くそうだ。

この葺き方のできる親方は高齢だが、やっと後継者が3人出来てただいま修行中だそうだ。
後継者と言っても定年退職後の方だそうだ。
そのうち若い人がくればいいのにと思った。
でも、生活のことを考えたら大変だ。
フリーターの人など、こんなことをやってみたらどうなのかしら。派遣で働くよりはよほど面白いのではないかと思うけど。



昨日はここで見学会があり、テレビも取材に来たそうだ。
放映は今朝だったようで見逃して残念!!


こんなブログもあった。
なんと、一度は訪れてみたいと思っている「武相荘」の葺き替えをやった人のブログだ。
後でじっくり見てみよう。


午後は柿を収穫し、自宅花壇のブドウの剪定などをしたら、暗くなってしまった。
掃除がまだだ〜〜(><)





i0 i1 i2 (1) 今日見学した茅葺屋根の葺き替え現場。
これは芸州葺きと言われる葺きかた。
木で作られた小屋根が乗っている。
小屋根は、戦後屋根の上の工事を簡便化するために作られるようになったそうだ。
南面と北面は葺き替えが終了していた。
(2)  あと一人は下で資材を渡していた。
(3) 左の方が親方。
棒の片方にはなぎなたの形をした刃がついている。
 
komichiの家庭菜園作業メモ
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