2006/01/09 (月)
朝、古家に行くと左官屋さんが来ていた。トラックには練った壁土が3箱のっていた。下の写真の中塗り土である。 根掘り葉掘り聞いてみると、土専門のお店で中塗り土(練り上げ済み)と言って買うのだそうだ。 写真では黄色っぽく写っているが、セメントみたいな色で、繊維みたいなのが入っているようだった。 セメントが入っているのか聞いたら、そうではないそうだ。
元洋室の荒壁に、あらかじめ薄めたボンドみたいな液を壁に霧吹きしていた。 それから中塗り土を塗って、寒冷紗みたいなのを貼ってまた土を塗っていた。
この荒壁は上から合板を貼っていたから、壁厚が薄いのだ。それで中塗りも厚くなるので土が落ちないように寒冷紗を貼るらしい。 下の写真の土色が本物に近い。寒冷紗が少し見えている。2日ほど乾かして上塗りをする。
土を練りながら左官屋さんがわらスサはどのくらいの長さにしますかと聞いたので、5センチくらいにしてもらった。 ネコ車1杯分の土にわらスサ1束を切って入れて、 「奥さん、どんなですか。」と聞いたので、もう少し入れてもらった。 もう夕方だったので壁1面だけ試しに左官屋さんが塗ってみたら、スサが表面にあまり浮いてこない。 左官屋さんは。スサが見えないねえと言いながら、またわらを入れに行った。 そのすきに私が新しいスサを左官屋さんが塗った壁の表面に貼ってみた。 左官屋さんがその上をなでるとスサは沈んでいった。
乾けば少しは見えるようになるかもしれない。
今日の私の作業は枯れ草を燃やしたり、塗装の残りをした。
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(1) 中塗り土 ほんとはもっとセメント色をしている。
(2) 寒冷紗を貼ってまた土を塗っている。
(3)
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