花弁が見えた
2012/10/06 (土)

harenotikumori.gif 時々にわか雨、なので液肥散布は明日に延期。
 代わりにレポートとして「ジベレリン」の歴史に尽いて話します。

 ジベレリンはイネの「バカナエ病」から発見された。
 バカナエ病は病菌に感染した苗が徒長をして生育後も出穂せず枯れることから名づけられた。
 1926年研究者 黒沢英一がこのバカナエ病が多発していた台湾で研究をしてバカナエ病菌が作り出す毒素がイネの徒長と不穂の原因と突き止めた。
 その後1938年に別の研究者がこの毒素を微量ながら結晶単離されバカナエ病の学名(Gibberella fujikuroi)からジベレリンと命名され、さらに1954年にイギリスの化学者によって構造も解明された。

(参考書「農文協 植物ホルモンを生かす 太田保夫著」p,30より抜粋)

i0 i1 i2 (1)  ジベラ塗布 3日目
 気持ち総苞(ガク)が成長してます。
(2)  紅御殿(赤一文字)
 まだ短い弁でも赤みを帯びてます。
(3)  改めて弁集に異常があった「国華早越山(from花夢さん)」
 もう異常が見られない程度まで芯の弁が育ちました。残念なことに、この弁や総苞の隙間にわたアブラムシが数匹いた。地道に潰さないと大変な目に遭うぞ。
 
北の園芸士の「オニユリ研究」
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