土麹根茂土の秘密その2?・・・・
2017/02/26 (日)

朝一番で改良土麹根茂土の温度測定をする・・・2日目で土麹の温度が74℃近くまで上昇していた・・・



嫌気性発酵を避けるために早速発酵槽から掘り出した土嚢袋に入った土麹をブルーシートに広げて熊手でかき混ぜて酸素をたっぷり含ませてから又土嚢袋に入れ再び発酵槽に戻す・・・
この作業を4〜5回繰り返して10日程でやっと土麹根茂土の発酵作業は完了する・・・その後3〜4日乾燥作業を行い・・・・良く乾燥した後に篩を通す作業に移る・・・12ミリ目の篩から落ちて8mm目の篩に残ったものを大、8mm目の篩から落ちて4,5ミリ目の篩に残ったものを中粒となる・・・現在は大・中粒の2種類に分けているが・・・実は作成した土麹の内大・中粒の2種類になるものは4割程で6割程は4,5ミリ目の篩から落ちる小さな粒と微塵粉になってしまう・・・4,5ミリ目から落ちた物を3ミリ目の篩いで受けて出来る小粒は、中粒と半々に混ぜて福助に使うと丁度良いのと、小粒を盆栽菊の用土に使うととても結果が良い・・・のだが・・・

土麹根茂土には強力な植える花夢発酵菌群が大量に生きたまま存在するので発酵剤と同じ働きをするのでこれを培養土に2割も混ぜると2〜3日後から培養土の温度が50℃〜60℃近くに上がることが多いので使う半月〜1か月前に混ぜないと慌てることになる・・・

日記仲間の中には古土の改良や、腐葉土の発酵や、乾燥肥料の作成をされている方がいるが、どうも発酵温度を上げることに苦心している方がいる様に感じられる・・・・出来れば土麹根茂土をほんの1握り混ぜてみると良いのにと思うのだが・・・・近くにお住まいなら土麹根茂土を作る際に篩い分ける微塵を発酵剤としてお使いいただけるのにと・・・残念に思っている・・・

i0 i1 i2 (1) 発酵槽から土嚢袋に入った土麹を掘り出す・・・
(2) 温度を計ると約74℃に・・・
(3) 好気性微生物である植える花夢発酵菌群での高温発酵を継続させるために2日に一度の割合で酸素補給をすることが最も大変な作業となる・・・
 
 植える花夢流・菊・花と生活を楽しむ・・・
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