電照9日目・・・今年も今日から1s7万円のアミノ酸肥料を使う
2015/10/06 (火)

深作君に読んでいただきたくて・・・・・ 肥料会社のホームページから論文をコピーしてきました 


有機質肥料のアミノ酸


 有機肥料に含まれる窒素化合物の大半は蛋白質です。蛋白質は約20種類のアミノ酸で構成される化合物です。有機肥料の種類によって含まれるアミノ酸は異なっています(図5-1)。さらに、有機肥料を土壌に施用すると、相当量の遊離のアミノ酸が生成されることも確かめられています(図5-2)。
図5-3のトマトの事例は、微量のアミノ酸のを添加によって生育が促進された例です。裸麦の例は、アミノ酸を唯一の窒素源として増収した例です。これら以外にも、プロリンなどのアミノ酸を追肥すると着果促進などの効果も報告されています。
図5-3によれば、トマトと裸麦で効果のあるアミノ酸は異なっています。詳細は分かりませんが、作物の種類の違いのほか、生育ステージが異なった時期に効果を判定したためと考えられます。水稲、果菜類、果樹で生育ステージや季節による植物体中のアミノ酸が調べられています。水稲や果菜では、栄養生長から生殖生長への転換期にプロリンが増加するなど、生育時期や季節によってアミノ酸組成が変化することが知られています。
多くの事例では、アミノ酸混合物を与えた場合より単一のアミノ酸を与えた場合にその効果が劣るとした結果が多いようです。これは、植物の窒素代謝に関係していると考えられます。右の図5-4に示したようにアンモニアから最初にグルタミン酸が作られ、グルタミン酸からアスパラギン酸とアラニンが作られます。その後、この3種類のアミノ酸から種々のアミノ酸が作られます。
グルタミン酸を出発点としたアミノ酸合成に比べ反応速度が遅く、体内の窒素代謝を狂わせるからだと考えられています。植物体内のアミノ酸代謝の出発点であるグルタミン酸や次のアスパラギン酸では、トマト、裸麦ともに効果のあることは注目出来るでしょう。
作物がアミノ酸をある程度吸収利用し、無機窒素とは異なった作用があると考えて差し支えないと思われます。アミノ酸の作用機作は必ずしも解明されておりませんが、無機窒素とは異なった作用があることは事実だと思われます。有機肥料の、無機肥料にない効果の一部はアミノ酸が寄与しているものと考えられます。しかし、最近になって植物の種類によって有機物を利用する能力に違いのあることも報告されています。

 植物の窒素同化
根から吸収された硝酸はアンモニアに還元され、アンモニアからグルタミン酸が作られる。次にグルタミン酸からアスパラギン酸とアラニンが作られる。これら3種類のアミノ酸から種々のアミノ酸が合成される。




i0 i1 i2 (1) プロリンが主成分のアミノ酸肥料
張り付けた論文によると単体で与えた場合には効果は薄いとの事・・・それでも・・・今年も使う・・
私の場合アミノ酸代謝の出発点であるグルタミン酸と一緒に使うので単体ではないはず・・・・
(2) アミノ酸のプロリンを早速夕方葉面散布を・・・・・
(3) ついに・・・・・電照の苦労も空しく・・・・王姫が破蕾・・・

今月中に満開か?・・・・
 
 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]