これからの20日間で最後の追い込みを掛けるために・・・
2015/10/03 (土)

今日の日記は・・・深海君の今後の菊つくりの参考になればと思い・・・・・いろいろ頑張ってみた(笑い)

朝から今年4回目の肥料の調合・・・・

電照は今日で6日目・・・・・・・

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       6年前の日記

         
2009年  この年全国大会キングサイズの部でお立ち台に上がった年の日記
(全国大会ではこの年以降6年間で4花がお立ち台に上がった、それ以前では20花程)
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♪♪風の中のスーバルー♪♪   今日からニトロ・・・「花夢ニトロ」・・・で追い込む  修正 ▲

10/02 (金)
開花時期を迎え、今日から菊に与える肥料は、チッソ成分の中のアンモニア態を極力少なくする施肥管理に移る。
アンモニア態の窒素をこの時期多く吸わせると、カルシウムの吸収を妨げて花腐れが出てしまう、それなら他の日記仲間の大勢の菊作り名人様のように、肥料抜きと称して用土の中の肥料をゼロに近付ける方法をとればよいとも思うのだが、其処は欲張りな植える花夢さんは、他の人と同じでは同じ花しか咲かない、時代を数十年先取りした方法で、まだ誰も咲かせた事のない超巨大輪でありながら御上品な花を目指して、早、もうすぐ40年・・・・。

しかし、ただ、がむしゃらに、暴走しているわけではない、科学的な裏付けを元に、時代の最先端のアイテムを使っての挑戦なのだ。

それは、オリンピックの世界新記録に向かって挑戦する選手にも似ているかもしれない、水泳などでも、誰も泳いだ事の無い泳法を編み出し、それを確かなものにするために、必要な体の筋肉を人一倍鍛え、そして記録を作る、しかし現在は自分の能力を高める努力だけでは太刀打ちできない事もある、話題のスピード社の水着のように全く新しい科学技術によって開発されるアイテムも大きな力を発揮する。

植える花夢さんも、まだ他の人たちが足を踏み入れた事のない未来に足を踏み入れようとしている、多分常識のある菊作り名人様たちは、冷ややかな目でこの日記を見ていて、薄笑いを浮かべている事だろう、たった一人で孤独な挑戦が始まるのです(ここで、♪♪風の中のスーバルー♪♪)とBGMが流れる(笑)

で、今日からニトロを使うにあたって濃度や使い方を寝ないで(6〜7時間しか)考えた、粒状のニトロを利用するには栽培場に上皿天秤のはかりを持ち込むか、小分けしたものを持ち込むかなのだが、吸湿性の極めて高い代物なので、ペットボトルに高濃度に水で溶かして持ち込み使用時最適等量に薄める方法を取ることに決めた。

濃度は当分大菊液肥1500倍〜2000倍ほどで燐散水8000倍と組み合わせて1日おきに与え、間にハイポ水を使う計画を立てる。

朝、早速、「花夢ニトロ」1000倍液とリン酸水5000倍液を針管以外の菊全てに潅水しました、しかし掛け終わるとほぼ同時に雨が降り出す、やな感じ・・・早速暗雲が?・・・・


尚、水溶液を便宜上「花夢ニトロ」と名付けて、日記仲間の方で希望する方がいれば、これから先お会いした時2リットルボトル1本を先着10名様に差し上げる予定です、勿論、この時期に使わないで、通常の栽培中にお使いいただいて結構ですよ。

夜、露地の福助の内富水の一部を取り込んだ、だいぶ濡れていたが、栽培場内の菊と一緒に消毒をした。


23時40分現在
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♪♪風の中のスーバルー♪♪・・・・・「私のプロジェクト]」第三弾 華宝では日本一のキングサイズを目指す為の大作戦  修正 ▲

10/05 (月)



今年から全国大会にキングサイズの部門が復活した、私もぜひそれに参戦したいと考えて、春から華宝の栽培を頑張っている,現在3メートル近く育ち1本の幹に100枚近い葉が付いていて、1時幹からは小枝が30〜40本も伸ばしていてそれにも葉が付いていて最大で300枚以上もの葉が茂っていた。

しかしここ数日毎日3〜4本ずつ切り落としてずいぶんと整理をした。

さて、キングサイズの花を咲かせるのには余りにも素直な木作りをしているので、極限まで肥培して巨大な花を咲かせるために、まず用土の中の窒素を調べる事にして、まず鉢底に敷いてある受け皿に少しずつ溜っている水を一鉢ごとに試験管に取る、その後受け皿の水を捨てて鉢の底に敷き直し「花夢ニトロ」1000倍液を1鉢に1,5〜2リットルを静かにゆっくり時間を掛けて鉢底に敷いた受け皿に水が溜るまで掛けその水を試験管に取りこれも前に取ったものと一緒に試薬を入れて硝酸態の量を調べた。

すると、予想外のとんでも値が出た、掛けた液より薄い色のものが多かった。

華宝は4鉢ずつ、電照なし、電照8日、電照10日、のものがあるのだが、それぞれ残肥の多い順に並べそれぞれの組の残肥の多い2鉢ずつは今後濃い肥料、薄い組は薄い肥料を与えその差を広げる方向で開花の状態を比較する事にしている。

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切花「聖光華宝」に切花用支柱を付ける  修正 ▲

10/20 (火)
少し体調が良くなったので全国大会に出品を予定している切花キングサイズ用の「聖光華宝」に切花用支柱を付ける。

私の菊達の肥料の吸収量は必要量の75パーセント程に達したと思われる、最近半月ほどは、慎重になりすぎて施肥料をセーブしすぎて薄すぎた液肥を与えていたようなので、最後の追い込みとして昨日からハイポ水600倍(ハイポネックス換算6000倍相当)燐散水1000倍(過リン酸石灰10000倍相当)花夢ニトロ2000倍の混合液を与えて花がのびのび咲くのをバックアップする。

夜、アミノビタミンで葉面散布をした。


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来年に向かって・栽培計画を立てている  修正 ▲

10/27 (火)
「菊作りの来年」と言う言葉がありますが、毎年この時期になると来年こそは更に頑張ろうと考えるのだがその思いを1年間持続した人だけに菊の女神様が微笑むのかもしれない。

私も、仮にも名人奥技の福助の部で紹介された一人なので、せめて福助で来年は「宝塚の晴れ舞台のお立ち台に上がる」との決意で栽培計画を立てたいと考えている。

更に、欲をいえば、出品さえすれば結構全国大会でも上位に入賞できる、美濃菊、スプレー菊にも力を入れたいし、切花キングサイズの部は今年全国大会でどんな花がどのくらいの大きさで上位になるのかをしっかり勉強してきて、挑戦したいと考えている、そのためには色々手を染めている菊の品種を絞り込む事ができるかが鍵だと思っている。

なぜか今日はアクセス数が多い
20時現在
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i0 i1 i2 (1) 左がカルシウムを効かせて花腐れを予防し巨大輪の花を咲かすため硝酸カルシウム400グラムに水とトレハロースを足して2リットルの花夢ニトロを・・・・

右が世界最高のアミノ酸100グラムに水を足して2リットルに・・・・

(2) U・パワーイオンや水溶性リン酸、等も用意・・・・

基本的にすべてが1000倍に薄めて使う液肥にしてある・・・・
(3) 一文字・新玉光院
今日75センチの支柱を立てる・・・

この後日課の液肥の葉面散布
 
 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
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