2015/08/29 (土)
富水の福助を今日定植した・・・・幾らなんでもこの時期に定植しても良い花は咲かないだろうと10人が10人思うだろう・・・・・
親株の準備が出来ずに8月になってから挿し芽をしたもの
まだ根が良く張っていない
これでもあと半月もすれば見られるようになるはず・・
私を含めて仲間達の日記には福助の生育の様子が写真で紹介されています・・・・
中にはもう花が咲いても良いと思われるほど樹が出来ているのもあるが、それを見て自分の貧弱な菊と比較して肩を落としている方もいるかもしれませんが・・・・・心配ご無用・・・
下の写真は10年ほど前の富水の写真ですが7号の輪台をつけて咲かせて最終的には55センチ以上の大きな花に咲いたものです・・・・
畳と比べると花の大きさが解ると思います・・・・
しかし、この富水は定植が8月31日でした・・・・その時の写真です・・・
ただ、この写真には管系の花をよく咲かすある重要な秘密が隠されているのですが・・・わかりますか?
日記仲間の中には国華園等の大会に花壇で出品をするために作られている方がいます、花壇の場合は草丈を基準ぎりぎりの花の頂点50cmの高さまで伸ばして作らないとかえって見劣りがしてしまいます・・・・
全菊連の全国大会では福助の出品基準では花の頂点までが45センチまでなのですが審査基準では同じような花で優劣がつかない場合は草丈の低いほうが上位になると言うような規定があります・・・
特に管物の花は茎葉が良く出来れば必ずよい花が咲くと言うものではなく、蕾ができる時期までにどれだけ茎葉を素直に育てるか・・・その上での肥料の効かせ方と肥料の切り方がとても重要だと私は考えています・・・・それには培養土が・・・・・・・
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(1) 富水の定植の前に福助の用土を改良する
まず昨年山から集めて来た花崗岩の山砂を5ミリ目〜2ミリ目の大きさに篩い分ける・・・・
(2) 培養土にゼオライトと黒曜石から作られたパーライトと花崗岩の山砂を混ぜ込む・・・
(3) 重要な秘密が隠されている培養土が土嚢袋に4袋出来た・・・
この用土を使い定植をする、植えたのは10鉢程なので容器の舟に残った用土で植えられた・・・・土嚢袋に4袋は100鉢以上ある栽培中の福助の増し土用になる・・・
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