超巨大輪の花を咲かせるマル秘大策戦・・・・
2015/03/17 (火)

作戦と書く所を策戦と書く・・・・・??

出来れば秘密にしたい自分用極秘情報なのだが・・・・

あえて、公開するのには大きな訳が・・・どなたかの高校進学のお祝いと、どなた様かの高校での再任用のお祝い(笑い)と、この日記を飽きずにご覧になられた方へのほんの慎ましいお礼・・・・

さて大菊において超巨大輪の花とは直径がどの位の花を指すのか??・・・・・(昔ある実生園のカタログに新花が超巨大輪と発表された数年後、超超巨大輪、超超超巨大輪、超偉大輪と、どんどんエスカレートしていった事が・・・・笑い)

私の独断と偏見で・・・超巨大輪の花とは・・厚物で8寸…つまり直径が24センチ(8号鉢を逆さにした大きさ)を超える花・・・・

厚走りで8寸プラス走り弁…つまり直径が24センチの花(8号鉢を逆さにした大きさ)に3センチ程の走り弁が四方八方に伸びて直径が30センチを超える花・・・・

管物では直径が60センチを超える花・・・・なのですが・・・・

更に、単に花の輪形が大きいだけでは駄目で、厚系の花では花弁の弁質、色彩、花芯、弁の組、等・・・管系では太管、間管、細管、針管、それぞれの特徴と持ち味がしっかりと持ち合わせており、玉巻固く、弁の太さ、弁捌き、色彩、花芯等も良くなければなりません・・・単に花の直径が大きいだけでは展示会に出品しても入賞できる花にはなりません・・・・

大きな花を咲かせるには、単に肥料を多く与えれば良い?・・・・という単純な事では無いと私は考えています・・・

私は今までに数十か所の公民館や学校などで1000回を超える講師をしてきました・・・もちろん全てが菊栽培の話では無いのですが・・・・

しかし、小・中学校で菊栽培の話をするときには必ず冒頭で・・・・

「菊と言う漢字は米に輪を掛けた草と書きます、・・・今までに聞いた事があるかもしれませんが、米と言う字は八十八と書きます・・・・お百姓さんが、種を撒き、春の田植え前の作業から秋に刈り取ってお米を収穫するまでには沢山の手間をかけて丹精を込めて栽培をするので八十八で米なのですが、菊はそれよりももっと手を掛けて栽培する植物なのです・・・でも、世の中にはそれよりも、もっと・もっと手を掛けて大事に育てるものがあるのです・・・それは皆さんのような子供を育てている親のお母さんやお父さんなのです」

と話をしていました・・・・

昔から「菊は百手しか手を掛けねば百手の花が・・・千手掛ければ千手掛けたような花が咲く」と言われます・・・

しかし、ただ単に手を掛ければそれで良い花が咲くものでもありません・・・

手を掛ける事を「栽培管理や資材の準備作業」と置き換えたとき、毎年大変良い花を咲かす名人と、菊栽培の初心者では、相撲の世界で例えれば横綱と序の口の力士程もの大きな差があると思われるのですが、得てして菊を栽培している方の多くは毎年良い花を咲かす名人と自分を比較して「どこが違うのか?・どこを改善すれば良いのか」を考える前に、あの人は今年は運が良かったから・・・とか、あの人は特別な肥料を使っているから・・・・などと



madamadatuduku




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 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
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