サンシャイン・コンポスト(略称 サン・ポスト)を改良・・・サンシャイン・コンポスト2号(略称 サン・ポスト2号)
2015/02/19 (木)

昔販売されていたサンポストには、サンポストの他にサンポスト2号があった・・・・・

どちらも低温発酵させた牛糞とピートモスが原料で牛糞50%とピートモス50%のサンポストに対して、サンポスト2号は酸性が強いピートモスのPHを改善するためにアルカリ性の砂を混ぜていた・・・・

サンポストの広告が全菊連の機関紙「日本の菊」に初めて登場したのが1988年の3月の第18号・・・・

その年の7月の第19号で篠原武司氏がサンポストを使った新しい培養土と言う記事を投稿されている・・・・

この頃は全国大会の最高賞には「高松宮妃殿下杯」が下付されていた・・・・・・

2年後の1990年からサンポストを使った培養土で栽培した菊で「高松宮妃殿下杯」を受賞する方が増えていったように思われる・・・

思われるというのは、1997年の33回大会から高松宮妃殿下杯を受賞された方の栽培方法が次の号の機関紙に取り上げられるようになって、その中にサンポストを使った培養土で栽培をしていると書き込む方が次々に出現するのだが・・・・突然サンポストが輸入禁止になり2004年の40回大会の受賞者の載っている69号(2005年3月号)を最後に広告が消えてしまう・・・・

33回大会から40回大会までの8年間の高松宮妃殿下杯を受賞された方の内

1997年33回千葉の相川和俊氏、福助国華越山
1998年34回神奈川の遠藤吉和氏、福助国華越山
1999年35回長野の小林万作氏、切り花精興右近
2002年38回千葉の相川和俊氏、ダルマ国華越山
2003年39回神奈川の遠藤吉和氏、福助国華越山
2004年40回大会茨城の金沢万里子氏、切り花富士の新雪

の方々は培養土にサンポストを使って栽培をしていると書き込まれている・・・更にこれらの方は

1990年26回大会遠藤吉和氏、切り花彩胡初霜
1991年27回大会相川和俊氏、福助兼六香菊
1993年29回大会小林万作氏、切り花精興右近
1996年32回大会小林万作氏、切り花3花組精興右近他

と機関紙に栽培方法は書いていないがサンポストが発売された後の大会で高松宮妃殿下杯を受賞されている・・・・


2005年の40回大会以降高松宮妃殿下杯は大会から消えた・・・この年には、静岡で実生園として長い間名花を生み出してきた太花園も・・・・そしてサンポストも発売後16年間で姿を消した・・・・

しかし、サンポストは販売が終了する前に多くの名人たちは大量に買い占めて現在も使っていると言われている・・・・その後の最高賞の内閣総理大臣賞受賞者の多くは現在もサンポストを使っているのかも・・・・

一昨年の2013年の49回砺波大会で国華金山のダルマで内閣総理大臣賞を受賞された神奈川県の鈴木氏は機関紙96号の38ページ、私のだるま作り「国華金山」の中でサンポストを使っていると書いている・・・・・事からも・・・・

i0 i1 i2 (1) ryugoro7君の所に行きサンポスト2号を少しいただいてくる・・・・・

8号受け皿の手前が私が作ったサンシャイン・コンポスト・・・
8号受け皿の奥がサンポスト2号・・・・昔私が使っていた頃は色がもっと明るかったような・・・


(2) それでピートモスを一般のものから最高級の黒ピートに変えて新たな試作品を作ってみる・・・
(3) 8号受け皿のサンシャイン・コンポスト・・・下


出来上がった8号受け皿のサンシャイン・コンポスト2号・・・・右上

8号受け皿のサンポスト2号・・・・・・左上

写真はフラッシュを使っています・・・
 
 植える花夢流・・・花と生活を楽しむ・・・
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