やっと大菊の実生苗を１０００本余りをポットに上げることが出来た・・・・

大菊の実生による品種改良では１０年間通用するような名花が出現する確率は１０００本に１本と言われて来た・・・・

しかし、１０００本の苗を育てたからと言って必ず名花が出現するとは言えない・・・・昨年の暮れに上村先生に実生家で有名なある方からの情報と言うことで菊の驚くべき交配の秘密と言うものを聞いた・・・・

なるほど、と思った・・・・確かに厚物系の交配にはどうしても自分の交配技術では納得出来ない問題があったのだがそれがその秘密を重ね合わせると納得できる・・・・・

そういえば関東地区の育種家は聖光園さんにしても、開龍堂さんにしても、彩胡園さんにしても更に小池さんにしても厚物よりも管物で良い品種を育種している・・・

又、玉光園や、かっての太花園や実生研究所の植野さんもどちらかと言えば管物で名花を多数輩出されている・・・・

今年の秋には、ぜひとも厚物系の品種改良を本気で行う予定で計画を立てている・・・