2014/02/14 (金)
午後から雪が降り出すまだ残っている雪の上にまさか根雪になることは?
昨日作成して発酵槽に寝かせてある土麹の上に雨除けのシートが風で飛ばされないように上げて置いたビールケースに雪が積もっているがシートの雪は解けている・・・・
土麹を寝かせて丁度24時間経ったので温度を測る・・・・・35度になっていた・・・・・雪があるので毎日寒いのだが明日には60度を超えるだろう・・・・
前にも書いたが驚異的な発酵の秘密
短時間で発酵させるコツのコツ。 腐葉土作りや土麹作りに活躍するのが微生物ですが、菌類や細菌類には驚くほど多種多様な能力があるのだが、餌になる有機物を取り込んで体重が増加して行く成長速度、つまり、増殖のスピードが極めて速いことも大きな特徴の一つです。
一般的な微生物の1日の増殖率(増殖した物が次の増殖をするまで)を比べてみると大腸菌は18分、枯草菌は31分、乳酸菌では38分、等々と、とても短時間で1個の菌が2個になり、2個が4個になり、さらに4個が8個になるようにして分裂を繰り返します、また、1日の増殖回数は、大腸菌は85回、枯草菌は46回、乳酸菌は38回、なので、1日の増殖率は大腸菌が3×10の25乗、枯草菌が6×10の13乗、乳酸菌では2,5×10の11乗になります
これを簡単な計算式で見ると、大腸菌では1日で2の85乗、つまり3×10の25乗という天文学数字で1兆が10兆集まったものになり、わずか10個の大腸菌が1日で地球上の全人類50数億人(計算上60億人として1人平均50kgとして3億トン)と同じ重さになる計算なのです、(重さになることはそれ以上の有機物を分解して体に取り入れる事です)しかし、現実には餌になる有機物が無限にあるわけではないし、又細菌同士の拮抗作用や、さらに環境の変化(大腸菌は60℃で死滅する、大腸菌に限らずほとんどの細菌は50℃になると活動が抑制されて、60℃ではほとんど死滅するのですが、例外として高温でも耐える菌、耐熱性バクテリアが有り、代表的なものに納豆菌や枯草菌、脱疽菌がある)等でこのような大繁殖することは無いのでご安心ください。
スタートする時の菌の数も大変重要です、計算式で、1個の大腸菌が7時間で1億個になるのですが、スタート時点で1億個あれば、7時間で1億の1億倍(1京)という大変な数になるので、スタート時にある程度まとまった数の菌があることが大切です。
此処に短時間で腐葉土や土麹をいかに早く発酵させることが出来るかのヒントがあります。
私が昨日作成をした土麹には土嚢袋1袋分当たり1リットル以上の自家培養の発酵菌を混ぜてある・・・更にその餌となる糖分のたっぷり含んだ自家製酵素も・・・・・
自家培養の発酵菌は1昨日まで60度ほどの温度が出ていたので1グラム当たり3億以上の耐熱性バクテリアが活発に活動していたはずです、それが土嚢袋の中に1リットル以上混入してあるということは初めから2000億以上のバクテリアが土嚢袋の中にいてそれが40〜50分に1回ずつ2000億が4000億に、更に8000億に、それが1兆6000億に・・・・・と増え続けているのです・・・・・
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(1) 雨除けのブルーシートに上げて置いたビールケースに雪が積もっているがシートの雪は解けていた・・・・
(2) シートの下の布団を捲ると湯気が・・・・・
醗酵のコツは発酵熱を逃がさない事・・・・
木の葉などを積むときには、積んだ木の葉の発酵熱が逃げないようにして内部の熱を上げる為には縦1m×横1m×高さ90cm程の容積が必要です ただ発砲スチロールの板などで回りを囲めば70p×70p程でも良く醗酵しますよ・・・・深海君・・・・
(3) 温度は35度だった・・・・
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