大掴み・・・・冨山の雲
2014/01/28 (火)

一応今年の実生の最後となる大掴みの冨山の雲の交配した花の刈り取りをした・・・・・

美濃菊の王冠殿の刈り取りが早かったようで種は大きくなっていても黒くならずに撒いても発芽するかどうか?という状態だったので冨山の雲は刈り取りをする事に慎重になり放って置いた・・・・そのためか、受け皿に置いただけで種がこぼれるものもあり、刈り取った今日の内に種の付いたシベを分別した・・・・

大掴みは斗南の月と冨山の雲を合わせると1500粒程の種を確保した事になる・・・・

しかし、喜べない事情が沢山ある、1つは私の腕が悪い為か、大菊の場合スプレー菊や小菊と違い発芽率が極端に悪く苗がどれだけ出来るか読めない事なのだが・・・・これは今まで大菊の種は大切にセルトレーに1粒づつ撒いていたのだが・・・それがかえって発芽中の種の乾燥を招いたためなのでは・・・と、考えて今年は挿し芽箱に蒔いてみようと考えている・・・

最も大きな問題は大掴みの菊の栽培技術が全くない事・・・・・

冨山の雲の場合は挿し芽苗の発根数が極端に少ない菊である事・・・・・・

その根が途中で枝分かれを余りせずにどんどん伸びて鉢の縁に沿って根が巻く性質があるために鉢の中心部分に根が少ない状態になりいわゆるアンコ状態になり、根を痛めて葉が緑にならずに黄色になってしまう菊だという事・・・・・・

冨山の雲は長幹のために成長途中でひょろひよろと伸びだして葉が小さいまま育ってしまう菊でそれを葉を大きく育てないと良い花は咲かない菊と言われる・・・上手く矮化剤を使うのがコツだと言われてはいるのだが・・・

兎に角実生で苗を育てて良い品種を作出したとしても、それを咲かす技術がなければ・・・・(笑)・・・・

初心に帰り今年は勉強・勉強・・・

i0 i1 i2 (1) 15個ほどだったので種は50〜60粒程だろうと思っていたら・・・・
(2) 520粒程も採れた・・・・・
(3) 日記仲間の中では最も遅くなったしまった様だが今日から今年栽培する品種の親株の確保を・・・・

今年切り花と福助で頑張りたい聖光華宝・・・・

福助を8号鉢に植え替えた・・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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