一昨日と昨日集めて来た椎の木の葉は何時もの椎の森なのだがまだ一度も採集をしたことのない場所・・・・

この塩屋崎灯台の近くにある椎の森は日本の北限の群生地だと私は確信している・・・・・それは私の家から３キロほどの白鳥という場所に日本の北限の椎の群生地という看板のある椎の森があるのだが・・・地図を見るとこの場所は北緯３６度５９分程の所だが塩屋崎灯台はこの白鳥と北緯３７度の中間程の所に位置しているから地図上でも北に位置しているからだ、今から４０年ほど前には白鳥のこの森で木の葉を集めて腐葉土を作っていたのだが椎の木が５０本にも満たない山なのでせいぜいガラ袋に換算して２０〜３０袋程度しか採集出来ないのと何年か後には近くの方で集める方が出来たのでその場所からは撤退した・・・・その後は他の２ヶ所の山でもその時々の仲間たち２０人程と長い年月に渡り毎年ガラ袋に換算して１００袋ほどの椎の木の葉を集めていたのだが住宅地の近くの神社だったりお寺の裏山だったので気苦労が多かった・・・・

現在の場所は東京ドーム１０個以上は楽に収まるほどの広大な山なので足場が悪い以外は特に問題がないので菊を栽培していて車の運転が出来る限りはこの山の椎の木の葉を主として使うつもりでいる・・・・

さて、多分縄文人が近くの海で魚介類の狩猟生活のほかに秋には椎の木の実の恵みを求めて歩き回った森だと思うのだが有史以来まだ誰も木の葉を集めたことがないと思われる場所の木の葉は今年の春に落ちたと思われるまだ光沢の残っている木の葉の下には落ちてから数年を経ていると思われる半分朽ち始めている木の葉や更にその下には粉に近い腐植がある・・・・これらを袋に詰め込んで持ち帰ったので数日前から毎日少しずつ１５ミリ目から落ちるものをガラ袋にため込んでいる・・・・

(1) 今頃咲き始めた丁子咲の小菊 (2) 丁子咲の黄色 (3) 丁子咲の色物