2013/12/04 (水)
朝から椎の木の葉を集めに行く・・・・・・
今日は車のバックミラーも片方のサイドミラーも見えなくなるほどガラ袋18袋相当分を無理やり満載に積み込んでくる・・・・
朝まで60度ほどの熱を出していた土麹を午後3時過ぎから2ミリ目で篩い落として植える花夢家の家付き発酵菌群を用意して、・・・昨日集めて来た馬糞と米ぬか更に1年前に買い込んで軒先に置いたら袋の中で勝手に醗酵中の蒸製骨粉等を混ぜ合わせて木の葉の積み込みの準備をする・・・・・
積み込むときには、水桶に、自家製酵素、トレハロース、クエン酸、花夢ニトロを溶かした水を用意して米ぬか等を木の葉にまぶしたそのあとにこの水を掛けて良く混ぜた・・・・ 今回の積み込み方法は私が知っている限るでは最先端の方法で・・・・ここまでこだわった方法をまだ一度も試してはいないが科学的にはとんでもなく早く醗酵を促進できる方法だと思っている・・・・
今年の腐葉土は2月頃には出来上がるような最新の科学技術を使ったつもりでいる・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その訳は・・・・・・以前の書き込みから・・・・・
豆知識 短時間で発酵させるコツのコツ。 腐葉土作りや土麹作りに活躍するのが微生物ですが、菌類や細菌類には驚くほど多種多様な能力があるのだが、餌になる有機物を取り込んで体重が増加して行く成長速度、つまり、増殖のスピードが極めて速いことも大きな特徴の一つです。
一般的な微生物の1日の増殖率(増殖した物が次の増殖をするまで)を比べてみると大腸菌は18分、枯草菌は31分、乳酸菌では38分、等々と、とても短時間で1個の菌が2個になり、2個が4個になり、さらに4個が8個になるようにして分裂を繰り返します、また、1日の増殖回数は、大腸菌は85回、枯草菌は46回、乳酸菌は38回、なので、1日の増殖率は大腸菌が3×10の25乗、枯草菌が6×10の13乗、乳酸菌では2,5×10の11乗になります
これを簡単な計算式で見ると、大腸菌では1日で2の85乗、つまり3×10の25乗という天文学数字で1兆が10兆集まったものになり、わずか10個の大腸菌が1日で地球上の全人類50数億人(計算上60億人として1人平均50kgとして3億トン)と同じ重さになる計算なのです、(重さになることはそれ以上の有機物を分解して体に取り入れる事です)しかし、現実には餌になる有機物が無限にあるわけではないし、又細菌同士の拮抗作用や、さらに環境の変化(大腸菌は60℃で死滅する、大腸菌に限らずほとんどの細菌は50℃になると活動が抑制されて、60℃ではほとんど死滅するのですが、例外として高温でも耐える菌、耐熱性バクテリアが有り、代表的なものに納豆菌や枯草菌、脱疽菌がある)等でこのような大繁殖することは無いのでご安心ください。
スタートする時の菌の数も大変重要です、計算式で、1個の大腸菌が7時間で1億個になるのですが、スタート時点で1億個あれば、7時間で1億の1億倍(1京)という大変な数になるので、スタート時にある程度まとまった数の菌があることが大切です。
此処に短時間で腐葉土や土麹をいかに早く発酵させることが出来るかのヒントがあります。
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(1) 朝まで60度の温度のあった土麹の発酵材を2ミリ目の篩で分離してそれを生菌として使う・・・・
この生菌には多分1グラムに10億以上の菌が生きている・・・・ それを10kg程・・・・つまり10000g×10億・・・・・10兆・・・・・・
(2) 馬糞は米糠をまぶして15ミリ目の篩から落とす
馬糞は昔から農家で堆肥を作るときの火種として使われて来た・・・・
更に蒸製骨粉も10kg程を・・・・・・
(3) 米糠等を振りかけた後、自家製酵素、トレハロース、クエン酸、花夢ニトロを溶かした水を掛けて良くかき混ぜて・・・・・
直径2m以上高さ1メートルほどの木の葉の山が出現・・・・
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