福助をハウスに取り込む・・・・
2013/08/30 (金)

今年の福助、とりわけ管物系は、私の通常の挿し芽よりも約半月〜1ヶ月程遅くスタートをした。

これは、福助の管物等は、厚物と違い葉数を多く付けたから良い花が咲くと言う物ではなく、一気に育て葉も大きく茎も太くみずみずしい、いわゆる若作りに心がけて超巨大輪で、弁捌きの良い花を目指すためである、明日記録を付けるのだが、現在まだ大きく展開した葉の数は品種により若干の違いはあるが10枚にも満たない、しかし蕾が確認できない現在、未展開の葉は15〜18枚あると考えられる、この葉が次第に上に行くに従い少しずつ大きくなって草丈が現在の4倍にはなるはずなので、現在鉢の縁から6cmの優美などでも24cm程にはなる、8cmの華宝等は32cm程になってしまう。

私の場合、植えつけてある5号鉢の高さは、14cmのものと、華宝のように葉の長さが20cmを超えてしまい、花も直径40〜45cm程の大きさに咲かせる予定のものは、植える鉢も腰高のものを使っているので優美で38〜40cm、華宝で40〜45cmになり、約3分の1程の華宝はサイズオーバーは避けられないと思われる。

福助に限らず、美濃菊の切花作りやスプレー菊はこれからの時期に乾燥肥料の追肥をして一気に育てる、特に私のスプレー菊は現在鉢の縁よりも低い、矮化剤を効かせて深植えなので草丈がまだ5cm程・・・・・・

これを何の工夫もせずに育てるとこれから30〜50倍の草丈に育つ性質を持つ品種のものが多いので、Bナインを効果的に使わないと鉢作りは成功しない。

その若作りに置いて、液肥での肥培管理はとても難しい、厚物の切花栽培の方の施肥管理とは大幅に違いがあるこれを認識しないで、福助の特に管系や美濃菊栽培や、スプレー菊栽培を行うと絶対に良い結果は期待できない。

i0 i1 (1) 遅いかも知れないが5鉢程ダルマにしようとアルミ線で三枝を曲げてみた・・・
(2) 増し土をした鉢は大雨に当てたくないので急遽ハウスの枯れた菊たちを追いやって空いた台に七割ほどの福助を運んだ・・・
(3)
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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