農文協から本が送られてきた・・・・・
2013/08/07 (水)

切り花等の大菊栽培も定植直前までは何とか頑張っていたのだが・・・・一昨年、昨年に続き今年も大菊栽培の大半を途中棄権・・・・

しかし、福助とスプレー菊等は何とか全国大会に出品だけはしたいと思っている・・・・・・

最近も菊栽培に対して色々な科学技術の取得と応用をしているのだが・・・日記に書いてもそれらを参考にしていただく方は少ないと勝手に判断をして意識的に日記に書き込むことを避けていたが、春ごろから各地でお会いした数十人の方々に「どうして色々な情報を公開してくれないのか」とか「最近の日記はつまらない」とか言われていて、「それならあなたも日記をつけて掲示板で色々情報交換をしませんか?」と言っていたのだが・・・まだどなたも日記をご覧になるだけと昨年などは100人近い日記をご覧の方に種や苗をお送りしたのだが数人しかその後の様子を教えてくださらないし・・・・・お会いした時に日記に参加を呼びかけた方々もどなたも新たに日記をつけた方はいなかった・・・・

私もこのままでは自分の菊栽培に対しての情熱が薄れてしまうと考え更に日記を楽しみにして時々でもご訪問される方々に少しでもお役に立てればと、過去の日記のこの時期のお役立ち情報を少しづつ張り付けていこうと考えています・・・・

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以下は・・・過去の日記から・・・

この時期、菊の体を作る有機養分を作り出す光合成は実は活発に行われる時期なのですが、夜間の温度も高いために呼吸作用に拠って折角昼間作られた有機養分が失われる割合も大きい。

私はずっと光合成の、重要な要件の、光の強さ、二酸化炭素の濃度、温度、の3つの条件は、ある一定までは増加をしていって飽和状態になるとその後は次第に下降をする、富士山型のいわゆる正規分布曲線を描くものと思い込んでいた、しかしこれは温度だけのようで、他の2つは飽和状態になるとその後は横這いの状態を維持するという・・・・

その正規分布曲線を描く温度も30度ほどが最高値を示す飽和点で、その後は下降をするが、それでも20℃と40℃がほぼ同じ値であることは驚かされる・・・・・

もっとも、最先端の科学は光が弱い所ででも光合成を活発にする薬を作り出し、更に光合成では、葉から取り入れられた二酸化炭素が、根から水と一緒に吸い上げられた無機養分(窒素)とから光のエネルギーによって作られるブドウ糖を、更にタンパク質合成までには、複雑な段階を数多く踏まないと成し得なかった。

それが、水に溶かしたものを葉面散布するだけで、葉から直接吸収して、それが光合成に頼らずに直接ストレートにタンパク質を合成して、すぐに茎・葉になってしまう事の出来る肥料まで近年登場してきた。

今後数年で菊作りの環境は、科学的な力によって優れた培養土作りや施肥管理においても、大きな革命的な進歩を遂げて新たな時代を迎える事は間違いない。

下のコメントと写真は数年前の8月17日の物・・・・・
今年はとても暑さが厳しいのだが、福助も全体に育ちがとても良い、葉の色が薄緑(萌黄色)で柔らかそうな葉がのびのびと展開している。

何人かの日記仲間の写真と見比べると大きく違うような気がする・・・・用土が良いのか・・・それとも・・・・
何人かの菊仲間はこのくそ暑い、菊だって食欲のない時期なのに、肥料をドサッと多く与え過ぎている?・・・(笑)


(写真は「彩胡優美」と「玉光院」この年彩胡優美は全国大会で4位で特別賞でした)

i0 i1 i2 (1) 菊作りコツのコツ

上村先生からのメッセージも同封されていた

図解が多く内容も一新されていた
本の中の資料の全国菊花展紹介には大勢の日記仲間の方から頂いた情報が満載・・・・ご協力いただいた日記仲間の方々にお礼申し上げます
菊ホームページ一覧は私のアイデアで10件ほどを推薦してあったのですが・・・・はまちゃん・精興大臣さん・相川さん・等5件だけが・・・
(2) 菊栽培ハウスご覧のように草と竹のジャングル・・・・

所々に定植をした6鉢と辛抱強い新花苗などがポットや5号鉢で青息吐息で生きているので何とか品種保護に大き目の鉢に植えてやりたいのだが・・・・・日中は暑く夕方は蚊と蛇が・・・・
(3) 福助には今日から1鉢に乾燥肥料を2つまみパラパラ・・・・

上の大きな数年前の写真と同じ品種の「彩胡優美」と「玉光院」なのだがあと10日で数年前の写真に負けないように育つか・・・
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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