2013/03/10 (日)
いわき平藩で美濃にも飛び地領があったようですが、どういう了見なのですか? 治めるのには不便です
いわきに生まれ育って ン十年。美濃にもいわき平藩領地があったなんて知りませんでした。 内藤家 ]譜代 7万石の親戚が長野県にいるのは知っていましたが、岐阜県にも縁あったとは・・・・吃驚です
知識としてあった領地 陸奥国(磐城国) 菊多郡のうち - 9村 磐前郡のうち - 42村(うち8村および1村の半分が白河県に編入) 磐城郡のうち - 12村
知らなかった領地 美濃国 厚見郡のうち - 11村(笠松県に編入) 羽栗郡のうち - 2村(同上) 本巣郡のうち - 6村(同上) 方県郡のうち - 11村(同上)
いわき平藩は、江戸時代の間に、何度か領主(大名)が変わりましたが、幕末を向かえた際の最後の大名は、安藤氏です。
この安藤氏は、美濃国の加納(今の岐阜市)からいわき平に転封で移ってきており、ここに美濃に領地を持っていた理由がありそうです。
ここからは推測ですが、いわき平への転封時、いわき平の領土だけでは転封時よりも石高が減るなど理由で、転封前からの一部領土の継続支配が幕府から認められたのではないかと思われます。
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