広島精興園からお客様が・・・・
2012/11/11 (日)

1ヶ月ほど前にお会いしたいとのお話があり、今日精興園の通販課長の林さんがわざわざ我が家まで訪ねてこられた・・・

色々な菊栽培等に明るい方で多くのお話を聞くことが出来た・・・・

先日の全国大会でも花直し会場では上村さんとずっと一緒で沢山の菊の話をした・・・

又、私たちの場所から2〜3m程の直ぐ隣に東京重陽会の飯田副会長他多数の名人の方々が花直し場所にしていたので皆さんに沢山のお話を伺うことが出来た・・・

特に実生の名人で今年の重陽会の創立100年特別競技花重陽白波の作出者の小池名人とは実生の裏話を沢山伺うことが出来た・・・・

先日の小池名人と今日の林課長からも大菊の厚系実生で肥後菊やスプレー菊のような花が咲く件を尋ねたら両者の所でもそのような事は珍しくなく遺伝的なものだろうとの話だった・・・・

来年からは管物系の実生を主として行うつもりだったが日記仲間の多くは厚物に力を入れているので来年も頑張って厚物系の実生を続ける事にして明日あたりから交配作業をするつもりでいる・・・・・

ただ、今年の実生で大きな失敗をしていることを知り愕然としている・・・・・

半月以上前の日記にも書いてあるが今年は華宝の完成型の実生花の作出を目指していた・・・・

華宝の大きな欠点である花芯の青芯が華宝の花の満開期間を2〜3日と短くしているので今年の実生花は蕾の内から花の中を覗き少しでも青芯のあるものはつぼみの内から鉢の元で幹を切り除外して来た・・・・・
所が完全に蕾が花弁で埋まっている物が花を咲かすとどうも花芯が悪い・・・・深い茶筅型にならずにお皿になる・・・・・・

それを小池さんに聞いてみると青芯が無い花は駄目だと言われた・・・・・

それで今朝も実生花を見ながらため息をついていたのだが・・・精興園の林さんにもその話をすると小池さんと同じ答えが返ってきた・・・・・

林さんはハウス内で実生の管物の花を見て何枚か写真を撮られたがそれらは蕾の時点では青芯のあるものだった・・・・

 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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