極秘の・・・・・・植える花夢流スプレー菊栽培術・・・
2012/09/06 (木)

連日300名を越す多くの方に日記をご覧戴いていて・・・感謝です・・・・

それで、最近余り菊栽培における科学的な薀蓄は日記に書かないようにしていたのですが2〜3日掛けてこの時期の私の独自の栽培理論を少しずつ書いてみる事にします

昨夜までスプレー菊の電照をしていた、これで無処理の通常栽培よりも6〜7日開花が遅れて全国大会に丁度満開の2〜3日前の花の出品が出来ると思われる・・・・

早速今朝からポットのまま電照をしていたスプレー菊の苗を7号鉢に定植しています・・・

私の定植は今までの写真でもご覧戴いたようにとても深植えです・・・・なぜか?・・・・

それは、スプレー菊は一般の菊とは大きな違いのある生育の仕方をするからです

その1つは、驚くべきスピードで成長するからです・・・・・
例えば・・・今日定植した物でも開花時期までに2メートルを越す草丈に育つことも珍しくないのです・・・それでなるべく深く植えるのです・・・

又、スプレー菊を栽培したほとんどの人が「根が弱い」と言いますが、私はそうは思っていませんかえって根の生育が良すぎるためにすぐに用土の中が水不足になりやすく、それが鉢の中に乾いて水を弾くいわゆるあんこの部分を作り易くなり、そうなると通常の水遣りでは水が浸み込み難くなり結果的に根を傷めてしまうのです・・・
その生育の良い根を維持するためにも10日ほどのスパンで短期間に何度も増し土をすることも根を生き生き育てる秘訣になります・・・

深く植えるのにはもう一つ大きな意味があります・・・
それはなるべく鉢の低い位置から花をつけさせて1茎に沢山の花を円柱状に着けるためです・・・

昨日電照を終えたスプレー菊は今日から短日の状態に置かれます・・菊は短日の条件下に一定の期間(8〜10日)曝されると花芽を付ける準備期間に入ります・・いわゆる花芽分化期です・・・花芽分化が始まってから成長する葉の所から育つ脇芽に蕾が付き花が咲くのでその時の葉の位置が低ければ下から花が着く事になるのです・・・
スプレー菊は大菊と違い多くの品種では葉齢が若ければ次々に花芽が着き続けて1茎に30輪以上もの花を着けることも可能なのです・・・

それで、私は挿し芽時期を7月の末と遅くして、この時期に苗を定植しているのです・・・ただ挿し芽苗も葉齢の若い苗が必要です、それには挿し芽時期より逆算して20日以内くらいに予備摘芯をしてそれが育った苗を使うか茎挿しの苗を使うかの方法を使う必要があります


又、これからの肥料の与え方も大菊とは大きく違うのですが・・・更に「大菊でも厚物系や管系でも施肥管理が大きく違いこれから1週間から10日ほどの間の肥培管理が良い花を咲かすかどうかの分かれ道になる」と言う話は・・・できれば明日にでも・・

今日はかみさんを病院に送ったついでに自分の体も診て貰った・・・・レントゲンを10枚以上撮られ手・・・・結果は国指定の難病が相当進行していることが判明・・・・今日から治療開始・・・太い血管注射には・・・参った・・・そんな訳で夕方から眠気が・・・・


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i0 i1 i2 (1) 私のスプレー菊の植え方が解かるように鉢の底に3センチほど用土を入れてその上に苗を置いてみました・・・苗の上の部分が鉢の縁とほぼ同じ高さです・・・

このあと用土を足して苗の元をしっかり押し付けると苗の先端が鉢の縁より低くなる
(2) 前にある2鉢の左の物は4日前に植えたもの・・・左の鉢は7日前に植えたもの・・・


(3)
 
 植える花夢・新たな菊作りに夢中
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